外部と不審な通信を行っていないかを調査したり、ソフトウェアが実際に外部とどのような通信を行っているのかを調べたい場合に役立つツールが「Wireshark」だ。今回はこのWiresharkの基本的な使い方や統計・追跡機能について紹介する。 ネットワークトラフィックを手軽に解析できるWireshark 今回紹介するWiresharkは、指定したネットワークインターフェイス上を通過するネットワークパケットをキャプチャして分析するツールだ。 無料で利用でき、かつ一般的な用途には十分な機能を備えているため、ネットワーク解析を行うための定番ツールとなっている。オープンソースで開発されており、WindowsやMac OS X、Linux、各種BSDなど、さまざまなプラットフォームで利用が可能だ(図1)。 図1 Wiresharkのメイン画面 パケット監視ツールというとネットワーク専門のエンジニアが使うよ
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