『冷たい熱帯魚』(つめたいねったいぎょ、英題:Cold Fish)は、2010年の日本映画。園子温監督、脚本によるホラーで、1993年に起こった埼玉愛犬家連続殺人事件をベースとした物語である。また、同監督による実際の事件をベースとしたシリーズ「家賃3部作」の第1作である[1]。 各部門で日本の映画賞を受賞[2]。2011年8月にBlu-ray DiscとDVDでメディア化された。発売元は日活、販売元はハピネット。 本作は映倫規定において、R18+(18歳未満は観覧禁止)に指定されている。 ストーリー[編集] 死別した前妻との娘と現在の妻。その折り合いの悪い2人に挟まれながらも、主人公の社本信行は小さな熱帯魚店を営んでいた。波風の立たないよう静かに暮らす小市民的気質の社本。だが、家族の確執に向き合わない彼の態度は、ついに娘の万引きという非行を招く。スーパーでの万引き発覚で窮地に陥る社本だった