ゲオルク・アグリーコラ(Georg Agricola、ゲオルギウス・アグリコラ、Georgius Agricola、本名 ゲオルク・バウエル、Georg Pawer、1494年3月24日 - 1555年11月21日)は、ドイツの鉱山学者・鉱物学者・人文学者・医者[1]。「鉱山学の父」として知られる。彼の本名であるバウエル Bauer は「農夫」の意味であり、Agricola はそのラテン語名。 探鉱術や冶金術、鉱床、鉱脈、断層などに関する記述がある[1]。多くの鉱物についての記述もある。鉱山書を出版する前彼は『化石の本性について』、という本も書いており、化石を生物の遺物としていたり、鉱物の肉眼鑑定で今日も行われている諸特徴を記載して後世に基準を与えている。代表作は1533年頃から編集され1550年に完成した全12巻からラテン語で構成される『デ・レ・メタリカ(De re metallica)