経営統合に向けた交渉を進めている大手自動車メーカーのFCA=フィアット・クライスラーとPSA=プジョー・シトロエンは31日、対等合併を目指すことで合意したと発表しました。実現すれば世界第4位の自動車グループが誕生することになります。 経営統合すればフィアット・クライスラーが得意とする北米市場とプジョー・シトロエンが拠点を置くヨーロッパ市場で強みを発揮することができ、車の電動化や自動運転技術など車を取り巻く環境の急激な変化に対応できるとしています。 実現すれば、北米市場とヨーロッパ市場に拠点を持つ、大西洋をまたぐ販売台数870万台の自動車グループとなり、その規模はフォルクスワーゲン、日産自動車・ルノー・三菱自動車工業の3社連合、トヨタ自動車に続き、世界第4位となります。 フィアット・クライスラーはことし5月、日産自動車と提携しているフランスのルノーに対して、経営統合を提案しましたが、フランス