「よもやの4位発進、まさかのガラガラぶりです」 エンタメ誌編集者がそう切り出しのは、3月19日に全国で劇場公開された、広瀬すずの主演映画「ちはやふる-上の句-」についてだ。 先日の日本アカデミー賞でも出演作の「海街diary」で新人女優賞を獲得して、女優ロードまっしぐらという印象をお茶の間に植え付けた広瀬。原作コミックはティーンの女子に大人気とあって、配給の東宝もこれ以上ない大々的な宣伝を展開していた。 「広瀬もテレビに出まくりで、3月に入り独走を続ける『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』に待ったをかけられるのではという大きな期待もかけられていました。ところが、フタを開けたら3週目に入ったドラえもんの約4割、有村架純出演の『僕だけがいない街』にも敗北しての第4位。このままでは興行収入10億円いくかどうか‥‥。前後編で合計40億円を目標にしていたと聞きますから、関係者も落胆しているでしょ