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ブックマーク / kouron.blog48.fc2.com (10)

  • ブログ公論 人生において間違いはむしろ必要だと思うよ+今月の推薦図書

    今回は当ブログのメールアドレスから直接メールでご指摘頂きました。 (なにげに初めてのケース) ■P91「総統、立てました!の巻」右から2列目、宇多丸の発言 誤 直喩を全部文字通りに受け取る人がいたら~ ↓ 正 隠喩(もしくは暗喩)を全部文字通りに受け取る人がいたら~ 以下、メールをくれた歪Rさんの解説。 (前提発言である) 「サッチャーは鉄のような女」ならば直喩ですが 「サッチャーは鉄の女」は文字上比喩の形をとっていないので 隠喩なのではないかと思いました。 え? と思って調べてみると…… ちょくゆ【直×喩】 修辞法の一つ。「たとえば」「ような」などの語を使ってたとえる仕方。例、「馬のように長い顔」。 いんゆ【隠×喩】 修辞法の一つで、たとえを引いて説明するのに、表現上では「の如(ごと)し」とか「ようだ」のようなたとえの形式になっていないもの。「雪の肌」「りんごのほお」のようなもの。暗喩。

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    otsune 2007/03/13
    直喩・隠喩
  • ブログ公論 公論帯ラーにして

    いまや日最高の若手アニメーション監督として世界から注目されている細田守監督。 ご存知、この夏の大ヒット作『時をかける少女』が、文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門で大賞を受賞しました!! よっ、出世頭! ちなみにこのメディア芸術祭、世界中から公募されたあらゆる商業/非商業アニメを審査員(主査はトミノ監督だ!)がちゃんと全部見て審査するという鬼ハーコーなコンペティション。 ちなみに去年の大賞作は英国在住の日人青年がひとりでつくった『浮楼』(現在ほとんど見られる機会がないのがおかしいくらいの傑作)。 今年も他の優秀作は全部非商業作品……あんだけ話題になった『ハルヒ』だって推薦作品どまり。 どんだけハーコーなんだよ! なんにしても公論関係者からリアル巨匠がここに一人。 マジでおめでとうございます! そういや夏に宇多丸×細田監督の対談を収録したんだよなぁ……掲載出来るのは年明けになるか。

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    otsune 2006/12/17
    >そういや夏に宇多丸×細田監督の対談を収録したんだよなぁ……掲載出来るのは年明けになるか。
  • ブログ公論 「愚民作戦の巻」その5

    蔵出しシリーズもこれで最後。 単行未収録の「愚民作戦」の最終回です(「その1」「その2」「その3」「その4」もあるよ)。 ※この回は瀬戸内寂聴さん(通称「寂姉」)の著作『瀬戸内寂聴の人生相談』(NHK出版640円)を題材に、そこに寄せられた悩みに対して公論クルーが勝手に回答。その後、答え合わせと称して寂姉の回答と比べてみる、という内容になってます。 怒られたらすぐ消します! 『瀬戸内寂聴の人生相談』(NHK出版640円) ■相談5 思い切って美容整形手術をしました。子供の頃から顔には自信がなく、それがコンプレックスになっていて、これまでボーイフレンドもできませんでした。そんな自分を変えたいと思い、就職した翌年、美容外科を訪ねました。手術代の250万円は貯金とローンとで支払っています。ところが予想通り、手術した私を職場の同僚はみな白い目で見ます。両親にもさんざん叱られました。すでに転職し、

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    otsune 2006/11/08
  • ブログ公論 「愚民作戦の巻」その4

    ブラスト公論単行未収録回「愚民作戦」のその4です(その1、その2、その3もよろしこ)。 今回の相談は……いやぁ。 ※この回は瀬戸内寂聴さん(通称「寂姉」)の著作『瀬戸内寂聴の人生相談』(NHK出版640円)を題材に、そこに寄せられた悩みに対して公論クルーが勝手に回答。その後、答え合わせと称して寂姉の回答と比べてみる、という内容です。 怒られたらすぐ消します! 『瀬戸内寂聴の人生相談』(NHK出版640円) ■相談4 「悪いが、きみとは結婚できない」——子ある男性と付き合っていた私は、彼のこの言葉を聞き、7年間たまりにたまった不安と不満、切なさ悔しさがない交ぜになって、もう善意を考えるいとまもなく彼の家に飛んでいって、その家に放火。何の罪もない奥さんと2歳になる子供さんの命を奪ってしまいました。殺人犯として裁判を受け、無期懲役の判決が下された私は、現在服役して奥さんと子供さんの冥福を祈る

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    otsune 2006/11/08
  • ブログ公論 「愚民作戦の巻」その3

    はい、ブラスト公論単行未収録「愚民作戦」のその3です(その1、その2も参照のこと)。 相談内容がだんだんヘビーになるよー。 ※この回は、瀬戸内寂聴さん(通称「寂姉」)の著作『瀬戸内寂聴の人生相談』(NHK出版640円)を題材に、そこに寄せられた悩みに対して勝手に公論クルーが回答。その後、答え合わせと称して寂姉の回答と比べてみる、という内容です。 怒られたらすぐ消すよ! 『瀬戸内寂聴の人生相談』(NHK出版640円) ■相談3 半年前、主人を亡くしました。自殺でした。主人は体がとても弱く、働く意志はあるのですが仕事に体がついていけず、不況の折、失業してしまいました。毎晩のように主人の愚痴を聞きながら私は働き続け、子供たちを大学にやり、大企業と呼ばれる会社に就職させるところにまでこぎつけました。しかし、ふと「私の人生って何だったんだろう?」と虚しい気持ちに襲われたのです。そんなときに主人がま

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    otsune 2006/11/08
  • ブログ公論 「愚民作戦の巻」その2

    なんか、ここ最近、また売れてるっぽいんですよ、単行。 やべ、増刷!? そんな酔生夢死の徒。 ささやかな希望を込めて、単行未収録の「愚民作戦」その2を公開(その1はここ)。 気に入ったら単行もチェキしてみるといいと思うよ。 (おすすめの購入方法はWebならAmazonかセブンイレブン、店頭ならタワレコか紀伊国屋で調べてみるといいです) ※「愚民作戦」とは、瀬戸内寂聴さん(通称「寂姉」)の著作『瀬戸内寂聴の人生相談』(NHK出版640円)を題材に、そこに寄せられた悩みに対して勝手に公論クルーが回答。その後、答え合わせと称して寂姉の回答と比べてみる、という内容です。 『瀬戸内寂聴の人生相談』 ■相談不倫をしました。でも、もう半年も彼の腕の中で休むこともできません。怒らせて、別れて、甘えて、話をして、また怒らせて。「もうしない」と約束したのに、私はまた彼の家に電話をかけて押し掛けたのです

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    otsune 2006/11/02
  • ブログ公論 「愚民作戦の巻」その1

    連載時から公論を読んでいたマニヤの方ならご存知のとおり、単行には収録されていない回が何かあるんです。 大抵は真面目にヒップホップの話をしたりしててつまんないよね~という理由からなんですが、中には権利的にアレがナニde見送られた回があったりして。 でもネットならいいんじゃ~ん? そんな安直な発想のもと、蔵出しに踏み切ってみたいと思います。 お送りするのは「blast」04年8月号に掲載された「愚民作戦の巻」。 瀬戸内寂聴さん(通称「瀬戸内ねえさん」あるいは「寂姉」)の『瀬戸内寂聴の人生相談』(NHK出版640円)を題材に、そこに寄せられた悩みに対して勝手に公論クルーが回答。 その後、答え合わせと称して寂姉の回答と比べてみるという、なるほど、権利的にアレdeナニな内容でした。 怒られたらすぐ消します! ■相談1 自分が一体何をしたいのか、何が好きなのか、何が嫌いなのか、さっぱりわからないの

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    otsune 2006/11/01
  • ブログ公論 ブラスト公論お試し版、の第二弾

    最近、以前このブログに掲載した公論お試し版が他のサイトで紹介されることがあり、皆さん楽しんで頂けてるようで、じゃあもう一個くらい載っけちゃおうかな!と突然思い立ちました。 (嘘。実はさっき前回の続きをアップしたけど、よく考えれば宣伝的にマイナスなので消去) 今回紹介するのは、単行のタイトルにもなったアノ回。 「モテ三部作」の最終回です。 「誰もが豪邸に住みたがってるわけじゃない! の巻」(単行P18・初出『blast』2000年10月号) 宇多丸 俺が言ってる「モテたい」っていうのはね、どちらかと言えばよ、好意をもたれた目で見られたいじゃないですか! 宇多丸 俺が言ってる「モテたい」っていうのはね、どちらかと言えばよ、好意をもたれた目で見られたいじゃないですか! 俺が言うところの「計算に入ってない人」……全然目に入ってない、風景の一部だったみたいな……そういうのよりかは、好意をもたれた

  • ブログ公論 ブラスト公論のつくりかた そのご

    今やインタビュー記事では必ずと言っていいほど見かける「(笑)」。 なぜ公論では一切使われなかったのか? いくつか理由はありますが、その前にまず「(笑)」とは何なのか考えてみましょう。 やれ、30年ほど前の『りぼん』の読者コーナーがキッカケだとか、80年代のパソコン通信から徐々に市民権を得たとか、その浸透経路には諸説ある「(笑)」(もちろん初めて使用されたのはもっと古いようです)。 その使用目的を大別すると、「1.発言の合間や末尾に付けることで、その発言が冗談のニュアンスを含んでいることを表わす」「2.“ここで笑い声が起こった”と示すことで現場の和やかな空気を伝える」といったところでしょうか。 いずれにせよ、どちらも「会話文だけでは再現しきれないニュアンスを補強する」ための記号であり、前回書いた高橋芳朗のテープ起こしの魅力──ニュアンスの緻密な再現力──からすれば、来「(笑)」ほど便利な道

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    otsune 2006/10/27
  • ブログ公論 ブラスト公論お試し版

    ものすごーく今さらなんですが、「ブラスト公論」。 風の噂で興味を持ってくれた人がいたとして、 でも肝心の中身がよくわかんないですよね? そんなあなたに! 立ち読み版を作ってみたよ。 お送りする回は、単行のタイトルに一瞬決まりかけた (そしてあまりにわかりにくいため却下された) 「スピルバーグの映画に出たなんて凄いねぇ……の巻」 (初出:2002年11月号)です。 ─────────────────────────────────────── 高橋 恋愛感情も無いのに短時間で距離を詰めてくる女性に最近思うところがあってさ。 古川 いきなりスゴイこと言うね。 宇多丸 意味がわからない。 高橋 友達にそういう女性と遭遇した男がいてさ。まだ知り合って間もないのに、いきなり敷居が低いというか……来であれば時間をかけて切り崩していくような壁を瞬く間に乗り越えたと錯覚させるような態度をとってくる人が

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    otsune 2006/10/26
    感動フレーズ >恋愛感情も無いのに短時間で距離を詰めてくる女性
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