2年前のWRCジャパンでのこと。トヨタからFISCOに出向してる人が視察に来ており「FISCOも帯広みたいに地元の人と交流出来るようにしたいと思っているんです。WRCについて教えてください」。このとき、トヨタはホンキでFISCOのF1を成功させようとしてるんだな、と感心した。その後、何の連絡も無かったけれど、私よりもっと詳しい人からレクチャー受けたんだろうと思った次第。さらに場内の観客の移動もコンピューター使ったシミュレーションを行っているというウワサを聞く。そんなこんなで、事前に「バスだけじゃ無理」といった声を聞いた時も「トヨタが本格的に準備してるのだからキッチリとハンドリングするだろう」、と、ある程度楽観してました。 なのになのに! フタを開けてみたらあの惨状。地元にとっても大量のバスが通過しただけ。何の面白さもなかったろう。高額のチケットを購入しF1を見に来る観客は、客筋が他のレース
早くもF1をFISCOに持ってきたことに対する厳しい評価が出てきているようだ。ただTVで観戦している人にとっちゃ大いに盛り上がったレースだと思う。FISCO、雨降るとテクニックの差がハッキリ出る。世界中のF1ファンをシビれさせたかもしれません。といったことからすれば、TV観戦向きのコースと言っていい。ところが現地に居ると目の前で起こったことしか解らない。第一コーナーのコースアウトラッシュも最終セクションの激しいバトル&派手なパワースライドも、それ以外の場所からは見えないのだ。場内放送すら聞こえないスタンド席があるなど、お客さんを楽しませる演出は足りなかったと思う。もちろん運営側は一生懸命準備したろうが、鈴鹿から強引に持ってきたこともあって100点でお客さんとしちゃ「当然」。といったことを考えると不備が目立った。特に移動手段を強要しておきながら、雨の中を3時間待たせるなんて(最高で5時間とい
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