あと数日で今年も終わり、というこんな時期に、こういう話題を取り上げずにいられたらどんなにかいいだろう、そんなふうに思いつつ、ふれないわけにはいきません……。 この空犬通信でも何度かふれてきた理論社の件のその後ですが、譲渡先が決まってめでたしめでたしとなるどころか、その後、作家さんや業者さんなどへの同社の対応があまりにもなものであることがツイッターほかで次々に明かになり、ずいぶん話題に、それも悪い意味での話題になってしまっています。経緯について、ツイッターではこちらをどうぞ。実にひどいことになっています。これまで応援だのなんだのと言ってきたのを後悔したくなるほどに……。新聞で取り上げられたものとしては、「山中恒さん:理論社に、出版契約の解除申し入れ」(12/28 毎日新聞)もあります。 これまでは、過去に同社が出版してきた作品と、現在のごたごたは別、という考えで、応援の態度を貫いてきました。