TrendWatch: 村上龍氏がｉＰａｄで長編小説をセルフ出版、出版社を介さず2010年7月14日水曜日 村上龍氏がｉＰａｄで長編小説をセルフ出版、出版社を介さず 日経新聞電子版は14日、作家の村上龍氏が米アップルの多機能情報端末「ｉＰａｄ（アイパッド）」向けに電子書籍の配信に乗り出すと報じた。 文芸誌に連載した最新の長編小説「歌うクジラ」を電子化し、紙の本の出版に先駆け、近く1500円で発売する。物語のイメージを膨らませる映像や音楽も盛り込み、楽曲は坂本龍一氏が提供する。 村上氏は「作家として出版の未来の姿を示したい」として、出版社を介さずに電子書籍ソフトを開発（同記事によれば当初販売目標は開発資金が回収できる5000ダウンロードとあり、750万円程度と開発費をかけたとみられる） ｉＰａｄ向け配信は、アップルの承認が得られ次第、同社のソフト販売サービスを通じて始める。 販売収入の3割はアップルの手数料になるため、残り7の割を村上、坂本両氏とソフト開発会社で
