茨城県水戸市にあるダンボール加工会社「アカス紙器」でおきた事件です 「知的障害」を持つ従業員への雇用助成金を騙し取ったことが発覚し、1996年の1月に社長・赤須正夫は逮捕されましたが、実はそれ以前に赤須から太腿を蹴られ被害を受けた女性従業員が告訴していました。そして、逮捕されたことがきっかけとなり、当時「アカス紙器」で働いていた20数名の「知的障害」を持つ従業員に対して、日常的に殴る・蹴るの暴行や性的虐待を行っていたことも次々と判明していったのです。 虐待の内容は、素手で殴る・蹴るといった生易しいものではなく、金属の棒、角材、野球のバット、木の椅子等々を使った殴打であり、被害者の中には手術を行った人や、耳が大きくはれ上がり変形してしまった方などもいます。 そのほかに、両膝の裏にジュースの缶や角材を挟んで正座させ、膝の上に漬物石を乗せて長時間座らせておくといったことや、未成年の従業員に手