このたび性的な行動が女性ホルモンに影響を及ぼして、月経周期で変動する免疫に影響していると分かった。 妊娠しやすさとのトレードオフにつながっているかもしれない。 行動は影響? 米国インディアナ大学の研究グループが、不妊や生殖分野の国際誌であるファーティリティ・アンド・ステリリティ誌のオンライン版で2015年9月15日に報告した。 これまでの研究によって、女性は月経周期に沿って免疫の働きには変化が見られていると分かっている。 月経の後の「卵胞期」(濾胞(ろほう)期ともいう)には、「Th1」というタイプの免疫細胞の働きが高まる。異物に抵抗する「ヘルバーT細胞」に入るもの。排卵後の「黄体期」には「Th2」というタイプの働きが高まってくる。 Th1とTh2は、バランスを取っている。異物への抵抗の仕方が変わってくる。 妊娠は、胎児という自分とは異なる生命を体に宿すもので、免疫との関係も深いと
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