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ブックマーク / www.mededge.jp (11)

  • 「妊娠しやすさ」とのトレードオフに影響か、性に活発な女性では免疫に変化あり | Medエッジ

    このたび性的な行動が女性ホルモンに影響を及ぼして、月経周期で変動する免疫に影響していると分かった。  妊娠しやすさとのトレードオフにつながっているかもしれない。 行動は影響? 米国インディアナ大学の研究グループが、不妊や生殖分野の国際誌であるファーティリティ・アンド・ステリリティ誌のオンライン版で2015年9月15日に報告した。  これまでの研究によって、女性は月経周期に沿って免疫の働きには変化が見られていると分かっている。  月経の後の「卵胞期」(濾胞(ろほう)期ともいう)には、「Th1」というタイプの免疫細胞の働きが高まる。異物に抵抗する「ヘルバーT細胞」に入るもの。排卵後の「黄体期」には「Th2」というタイプの働きが高まってくる。  Th1とTh2は、バランスを取っている。異物への抵抗の仕方が変わってくる。  妊娠は、胎児という自分とは異なる生命を体に宿すもので、免疫との関係も深いと

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    otsune 2015/10/26
  • 子宮内で受けたタンパク質が多いほど、腎臓の健康度が高まる | Medエッジ

    赤ちゃんが子宮内で成長しているときに受けたタンパク質が、生まれてから生涯にわたる腎臓の健康に影響を与えると分かってきた。  オランダのエラスムス医学センターを中心とした研究グループが、栄養学の国際誌、アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリション誌で2015年5月13日に報告した。 子どもの腎臓の機能を調べる 研究グループは、妊娠中に全タンパク質、動物性タンパク質、植物性タンパク質を母親が取ることと、学童期の子どもの腎臓の容積や腎機能の関連性を検証した。  対象は3650人の妊娠女性とその子ども。妊娠初期の母体のタンパク質摂取量を品摂取頻度質問票によって調査。子どもが6歳になった時点で、腎容積、血液をこす能力である推算糸球体ろ過量(eGFR)、来漏れてはいけないタンパク質成分の漏れる程度である微量アルブミン量を推定した。 植物性タンパク質を取ると好影響!? 妊娠初期に母親が

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    otsune 2015/10/17
  • 不妊症の解決にヒント?生殖と接点知られていない「核小体低分子RNA(snoRNA)」が関与 | Medエッジ

    写真はイメージ。記事と直接の関係はありません。(写真:Zappys Technology Solutions /クリエイティブ・コモンズ表示 2.0 一般) 不妊の原因に新しい要素が浮上しているようだ。まだ関与の形には不明は残るものの、今後、注目される可能性もある。 卵巣と精巣で発見 米国セントルイス、ワシントン大学の研究グループが、細胞の生物学についての専門誌であるセルメタボリズム誌で報告。同大学も2015年6月に紹介しているもの。  その要素とは、「核小体低分子RNA(snoRNA)」と呼ばれるもの。これまで細胞の器官と関係していると知られていたが、研究グループによると、生殖機能との関係は指摘されたこともないものだった。  研究グループは、このたびネズミの卵巣と精巣でsnoRNAが多く存在すると発見。  その仕組みを調べていったところ、誕生のときに多くなり、性的な成熟の時点で低くなると

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    otsune 2015/10/07
  • 仲間の裏切りの科学、言葉遣いの微妙な変化に兆候あり | Medエッジ

    写真はイメージ。記事と直接の関係はありません。(写真:Wojtek Kogut Photography/クリエイティブ・コモンズ表示-2.0 一般) 信頼していた友人に裏切られる。避けたい事態だろう。  このたびオンラインゲームのやり取りを分析した結果から、仲間内で裏切りがありそうになると、やりとりで使われる言葉に微妙な変化があると分かった。 同盟を組むゲームで検証 米国コーネル大学を含む研究グループが、中国の北京で開催されたコンピューター言語協会(ACL)第53回年次総会(2015年7月26日〜31日)で報告。同大学が紹介した。  研究グループが使ったのは、第一次大戦前の欧州を舞台に覇権を争う「ディプロマシー」というゲームのオンライン版。  日で言えば、戦国時代の戦国大名の役を演じて、国取りをするゲーム。欧州のフランスやドイツなどを担当して、戦争をする。勝敗は運ではなく自軍が持つ力で決

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    otsune 2015/09/04
  • 統合失調症では発症前から脳に兆候、「接続」が悪く | Medエッジ

    統合失調症では、脳で感覚の刺激に関係したつながりが接続不良を起こしていると分かった。  米国エール大学医学部を含む研究グループが、有力医学誌の精神科版であるジャマ(JAMA)サイカイアトリー誌のオンライン版で2015年8月12日に報告した。 高リスクの240人など調べる 研究グループは、統合失調症は普通、成人となる前後に発症する場合が多いと説明。前兆としては、疑念を感じやすくなる、自分の名前を呼ぶ声が聞こえる、といった変化がある。世界的に人口の1%がこの病気に悩まされているという。  研究グループによると、重くなると、「視床」「皮質」といった脳の中心部から表面にかけてのつながりに影響が生じてくる。研究グループはこのつながりと病気の関係を検証している。  研究グループは、国際的な複数の医療センターから約400人(12~35歳、精神病のリスクが高い約240人と健康な約150人)を集めた。MRI

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    otsune 2015/08/23
  • 創造性の遺伝子、統合失調症や双極性障害の遺伝子と同じルーツかもしれない | Medエッジ

    クリエイティブな仕事についている人の遺伝子を調べたところ、統合失調症や総合失調症の遺伝的なリスクも高いと分かった。  英国キングズ・カレッジ・ロンドンの研究グループが、神経科学分野の国際的専門誌ネイチャー・ニューロサイエンスで2015年6月8日に報告した。 芸術家も含めて遺伝子を解析 精神病に苦しんでいたゴッホの事例をはじめ、クリエイティブな仕事についている人が、精神的な病気にも近いと言われるのは珍しくはない。  研究グループによると、従来の研究でも、精神病理学的な障害、特に双極性障害は、創造的な職業の人々が多くいる家族で見られる傾向があると示されていた。  環境的な要因を共有しているからなのか、社会的、経済的な状況を共有しているからなのかはよく分からないところがあった。  研究グループは、アイスランドの住民8万6000人の遺伝子サンプルを使って分析をした。  クリエイティブな特徴を持つ人

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    otsune 2015/06/17
  • ゲーマーの脳に一つの違いを確認、カナダ研究グループが報告 | Medエッジ

    ゲームに時間を費やすいわゆるゲーマーは脳の活動に特徴があると分かった。 週に6時間以上ゲームをする大人で検証 カナダ、モントリオール大学を中心としたグレゴリー・ウェスト氏らの研究グループが、科学分野の国際誌、プロシーディングス・オブ・ザ・ロイヤル・ソサエティB誌において2015年5月20日に報告している。  研究グループによると、現在、ビデオゲームのプレーヤーのプレー時間を世界で合算すると1週間で合計30億時間を過ごしている。平均的なゲーマーであれば21歳になるまでにおよそ1万時間をゲームに費やしていると推定されるという。ビデオゲームに熱中することによって脳にどのような影響があるのかについては、明らかになり始めたばかり。  研究グループは、週に最低6時間ゲームをする大人を対象として検証を行った。 アルツハイマー病につながる可能性も その結果、ゲーマーは視覚的な注意力が高いと分かった。脳の活

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    otsune 2015/06/06
  • 母乳の効能、オリゴ糖が学習と記憶能力を改善、最も多い「2フコシルラクトース」 | Medエッジ

    人間の母乳中に最も多いオリゴ糖の一種が、学習と記憶能力の改善につながるようだ。 神経線維の信号の影響は? スペイン栄養製品メーカー、アボット・ニュートリション社を含む研究グループが、栄養生化学の専門誌ジャーナル・オブ・ニュートリショナル・バイオケミストリーの2015年5月号で報告した。  「2フコシルラクトース」というオリゴ糖が効果的という結果だ。  研究グループによると、人間の母乳に含まれるオリゴ糖は、牛乳のオリゴ糖と比べても多様で量が多く、複雑であるという。主に免疫と腸の健康に関連する。  母乳のオリゴ糖が、母乳を飲んでいる幼児の認知能力に良い影響を及ぼすか検証している。  研究グループは、母乳中に最も多い2フコシルラクトースというオリゴ糖をネズミに飲ませて、記憶力や認知機能を司る脳の部分である「海馬」の神経線維(シナプス)の信号伝達力を電気的に記録。  空間の認識や作業記憶などの成

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    otsune 2015/05/25
  • 自閉傾向をもたらす遺伝性の病気「脆弱X症候群」の謎が徐々に解明へ | Medエッジ

    自閉傾向をもたらす遺伝性の病気である「脆弱X症候群」の謎が少しずつ解明に近づいているようだ。 「脆弱X症候群」とは 治療をめぐっては、米国ワシントン大学の研究グループが、ニューロン誌2015年4月号で病気につながるタンパク質の存在を報告している。このタンパク質を邪魔すると病気の克服にもつながるかもしれない。  脆弱X症候群は遺伝性の自閉傾向、知的障害を起こす病気だ。脆弱X症候群ではX染色体の「FRM1」という遺伝子の突然変異を起こしている。  自閉症の遺伝的原因としても最も多いと見られている。男性ではおよそ4000人に1人、女性では6000人に1人が発症する。  さらに、症状を示さず、この病気まで至らないものの、突然変異が小さく起きている人もいるようだ。前変異と呼ばれる状態になる人は、身体的に変化が表れたり、社会的不安やうつ病を発症する確率が高くなっていたりする。前変異を持つ人は男性では4

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    otsune 2015/05/12
  • 統合失調症は生まれる前の頭の中の出血と関連、日本を含めた研究グループが新発見 | Medエッジ

    妄想や幻聴などの症状が出てくる統合失調症。  その行動、脳の変化、広範囲の遺伝子の活性化を引き起こす脳内の分子を同定した。  米国のスクリプス研究所と日の製薬企業である田辺三菱製薬の研究グループが、トランスレーショナル・サイカイアトリー誌2015年4月号で報告した。 遺伝的要因だけではない 世界保健機関(WHO)によると、世界では2100万人以上が統合失調症にかかっている。統合失調症などの精神障害は、遺伝的要因のほかに、胎児期の出血、母体の低酸素や低栄養などとも関連が深いと分かっている。  研究グループは、胎児のときの頭の中で起こる出血について関連性を研究した。  注目したのは「リゾホスファチジン酸(LPA)」と呼ばれる脂質だ。頭の中で出血すると作られるもの。これまでの研究では、リゾホスファチジン酸の影響が広がると、胎児の脳の構造が変化したり、頭の中で水がたまる水頭症が発症したりすると分

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    otsune 2015/04/15
  • 孤独の死亡リスク、たばこよりも飲酒よりも肥満よりも悪い | Medエッジ

    孤独と社会的孤立が、肥満やたばこ、アルコール依存に匹敵するほどに命を脅かすようだ。 長寿と孤独の関係は? 米ブリガムヤング大学のジュリアンヌ・ホルト・ルンスタッド氏らの研究グループが、心理科学の国際誌であるパースペクティブス・オン・サイコロジカル・サイエンスで2015年3月11日に報告している。  「長生きをするには?」。この問いかけについては、Medエッジでもさまざまな話題を提供してきた。運動のほか、生活を変えること、運動をすること、最近では腸内細菌の中身を整えることなども挙がるかもしれない。  研究グループは孤独に注目をした。  健康にどれくらいのインパクトを及ぼすのかを、300万人ものデータを対象として分析した。  「孤独」「社会的孤立」「一人暮らし」の情報と健康に関わるさまざまな情報と関連付けてリスクを計算するというものだ。 その結果、社会的な地位、経済的地位、年齢、性別、持病と

    孤独の死亡リスク、たばこよりも飲酒よりも肥満よりも悪い | Medエッジ
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    otsune 2015/03/27
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