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ブックマーク / www.isas.jaxa.jp (10)

  • 深宇宙通信用の大型アンテナ | 日本の宇宙開発の歴史 | ISAS

    周りには誰もいない宇宙。ハレー探査機が地球を旅立った後、話相手になってくれる唯一の友は地上の大型アンテナである。日にはまだない。人里離れ、航空路から遠く、都市雑音が少ない所──系電波の交信に絶好の場所として白羽の矢が立ったのは、長野県の臼田であった。 山を削り、谷を埋め、突貫工事が続けられた。 八ケ岳山麓に直径64mのアンテナがその雄姿を見せたのは、ハレー探査試験機MS-T5の打上げをあと2カ月ちょっとに控えた1984年10月末のことだった。「星の町ウスダ」が誕生したのである。 ──臼田のアンテナは、考えてみれば直径を70mくらいにしておけばよかったなと思いますよ。当時“前例がない”といってアメリカ最大の64mと同じに抑えただけですから。ところが直後にアメリカは3局の直径を70mに拡大して日に迫り、その後最新の技術で最高性能の34mを作り上げました。それにしても、このアンテナの価値はい

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    otsune 2011/06/12
  • ISAS | 「はやぶさ」ペーパークラフト / 「はやぶさ」と遊ぼう!

    まずは、下記のPDF形式ファイルを開いてプリントアウトします。PDFファイルが開かない場合は、Acrobat Readerをダウンロードするか、JPG形式ファイルでプリントアウトしてください。 プリントアウトしたら、線に沿って切り、指示に従って組立てましょう! 簡単バージョン PDF形式ファイル(2.0MB) jpg形式ファイル(1.8MB) 難しいバージョン PDF形式ファイル(2.3MB) jpg形式ファイル(2.1MB)

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    otsune 2010/06/21
  • ISAS | 「「はやぶさ」最後の地球画像」画像処理でくっきり / トピックス

    「はやぶさ」が最後の地球を撮影したカメラONC-W2は、小惑星イトカワの見える方向を測るための航法用カメラです。また、星姿勢計(STar Tracker: STT)のバックアップ機能を持たせるため、レンズは明るめに設計しており、明るい地球を撮影するとブルーミングやスミアが発生します。6月14日に発表した画像に白い筋が入ってしまっているのはそのためです。 この画像に対して、マルチバンド分光カメラ(AMICA)チーム(下記※)の皆さんが、いろいろ画像処理を試みてくれました。最も見栄えが美しいと思われる横田康弘さん(国立環境研究所)の作品を掲載します。 (※)AMICA(ONC-T)とONC-W2は、レンズ設計や分解能等は異なるカメラですが、CCDや電子回路は共通設計です。 特集:「はやぶさ」がとらえたイトカワ画像

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    otsune 2010/06/18
  • ISAS | ラスト・チャンスの地球撮像 / トピックス

    姿勢系 橋 樹明 私は姿勢軌道制御系の担当(*1)ですが、「はやぶさ」ではカメラを使って探査機の位置を決めることが重要であったので、航法カメラの開発も担当することになりました。カメラのハードウェアにはあまり詳しくありませんが、 「のぞみ」搭載カメラMICを担当していたことや、趣味が鉄道写真の撮影なので、撮像運用に関してはある程度経験は持っておりました。 ONCは、イトカワ離脱後は役目を終えたので、その後のトラブルに際して保温は断念しました。4年半、低温で放置されていたので、今回、正常に動作する保証はありませんでした。また、もし電源をオンした時にショートして探査機システムに影響を与えてはいけないので、回収カプセルを分離した後に初めて電源を入れる、という約束になっていました。すなわち、練習なしのぶっつけ番です。さらに、4年半ぶりの運用と言うことで、コマンド手順や地上のデータ処理システムの使

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    otsune 2010/06/18
  • ISAS | 小惑星探査機「はやぶさ」の帰還運用再開! / トピックス

    宇宙航空研究開発機構(以下:JAXA)は、2009年11月9日にご報告いたしました、小惑星探査機「はやぶさ」のイオンエンジンの異常について、その対応策を検討してきました。その結果、今後の運用に対する見通しが得られましたので、イオンエンジンの状況を注視しつつ帰還運用を再開することとしました。 JAXAでは、4つのイオンエンジンについて、中和器の起動確認や流量調整等を実施してきました。その確認作業において、スラスタAの中和器とスラスタBのイオン源を組み合せることにより、2台合わせて1台のエンジン相当の推進力を得ることが確認できました。 引き続き慎重な運用を行う必要はあるものの、この状況を維持できれば、はやぶさの2010年6月の地球帰還計画を維持できる見通しです。 今後もはやぶさの地球帰還に向けて、注意深く運用を続けてまいります。運用状況については,適時報告いたします。

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    otsune 2010/06/14
  • ISAS | 「はやぶさ」帰還日のイベント情報 / トピックス

    「はやぶさ」は、6月13日23時頃、地球に帰還します。 帰還に向けて、次のようなイベントを行います。 宇宙教育テレビ特別番組(提供:JAXA宇宙教育センター&宇宙少年団) ~「はやぶさ」の帰還をみんなでむかえよう!~ JAXA宇宙教育センター 宇宙教育テレビ 第1部 12時45分~14時30分 的川先生による「はやぶさ」に関する講演など 会場の呉やまとミュージアムとつないで生中継! 第2部 19時30分~23時00分頃 相模原管制室からのライブ中継の合間に、「はやぶさ」紹介ビデオや関係者との対談を交えて 子どもさんにも分かりやすいプログラムをお届けします。 「はやぶさ」ミッションへの視聴者の皆さんからのメッセージも画面上で全て紹介! 「はやぶさ」をみんなで迎えます! 「はやぶさ」管制室ライブ中継 18時00分~23時00分頃 「はやぶさ」帰還時の相模原管制室の模様をライブ中継します。(音声

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    otsune 2010/06/12
  • はやぶさ君の冒険日誌

    次のページ >> ■表紙 ■ことのはじまり ■旅立ち ■地球スイングバイ ■長い旅路 ■イトカワが見えた ■ようやくイトカワに到着! ■着陸のリハーサル ■ミネルバちゃんについて ■ターゲットマーカ そして 一回目の着陸 ■岩のかけらの拾い方 ■二度目の挑戦 ■トラブル発生 ■つながった! ■帰還への準備 ■地球への道 ■あかりちゃんとの共同作業 ■帰還への旅。再び ■最後の試練 ■そして伝説へ Up ■ぬりえ ■裏表紙 ■PDFはこちら>>

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    otsune 2010/06/07
  • ISAS | 「はやぶさ」試料回収カプセルの再突入に係る計画について(報告資料) / トピックス

    「はやぶさ」試料回収カプセルの再突入に係る計画について、3月31日に開催された宇宙開発委員会に報告いたしました。 新しいウィンドウが開きます 「はやぶさ」試料回収カプセルの再突入に係る計画について(報告資料:PDFファイル)

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    otsune 2010/04/17
  • いも焼酎 2004.9 No.282

    スペースシャトルの罪科 ノンフィクション・ライター 松 浦 晋 也 「スペースシャトルとは何だったのか」を考え続けている。 数字で語っていこう。NASAはスペースシャトルの飛行で,搭乗員の命を脅かす深刻な事態が発生する確率を,チャレンジャー事故の時点で,400ないし500回に1回程度であると見積もっていたが,実際には113回の飛行で2回の致命的事故を起こし,成功率は98.2%だった。当初1回の運行コストは30億円とされていたが,実際には500億円を超え,コロンビア事故からの復帰以降は800億円を超えるものと見られている。当初の運行回数は年間50回を考えていたが,実際には最大でも年9回だった。当初目標と達成した実績を比べれば,スペースシャトルは明らかに大失敗作だ。 設計を見ていくならば,スペースシャトルは失敗すべく設計されていたことが分かる。再突入時の最後の15分にしか役立たない巨大な主翼を

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    otsune 2008/09/21
  • ISAS | 「はやぶさ」試料容器のカプセル収納・蓋閉め運用が完了 / トピックス

    「はやぶさ」運用チームは、昨春の通信回復後に故障が発覚したバッテリの再充電を昨秋から今月まで継続したのち、1月17~18日に「はやぶさ」探査機内の試料採取容器を地球帰還カプセルに搬送、収納し、外フタを密閉する運用を実施しました。その結果、バッテリを使った形状記憶合金などの稼動部品は、すべて正常に動作したことが確認されました。今後は、今春に電気推進エンジンを再点火し、地球への帰路に旅立つ準備として、探査機の姿勢制御プログラムの書き換えを行います。 2005年12月に姿勢を崩して交信が途絶えた「はやぶさ」探査機は、2006年1月下旬には地球との交信を復旧しました。その後、イオンエンジン用燃料であるキセノンガスを中和器から噴出したり、キセノンガスの節約を兼ねて太陽光の圧力を利用して、探査機の太陽指向の姿勢やスピン速度を制御する運用を続けました。それらと平行して、探査機内に漏れたと思われる姿勢制御

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    otsune 2007/11/11
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