御坊哲のおもいつくまま アマチュア哲学者の御坊哲です。 このペンネームは私の出身地の御坊にちなんだものです。おぼっちゃま君の御坊家とは何の関係もありません。 哲学者とは言ってももちろん自称です。実はプラトンもアリストテレスも読んだことがありません。カントも全然分からんし‥‥。 子供の頃、祖母が「名物にうまいものなし」と口癖のように言っていたのを覚えている。彼女の言うには、「名物が本当に美味ければ名物にとどまっていることはない。」と言うことだった。彼女の言うことには確かに一理があるように思う。 ソバは主に米づくりが困難なやせた土地で栽培されていた。昔は米より一段お粗末な食べ物だったのだ。それが、16世紀に信州でそば切りが発明されてからは、江戸時代には落語のネタになるほど東日本全体に普及するほどになったのである。昭和になってからは関西にも徐々に浸透し、現在では私の郷里(和歌山県)の一般家庭でも
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