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ブックマーク / dtm-hyper.com (19)

  • マイナースケール - DTMハイパー初心者講座

    マイナースケールの構成音 メジャースケールの次は当然のようにマイナースケールです。 メジャースケールの基は「Cメジャースケール」、つまり「ド」の音から始めるのが基でした。 マイナースケールの場合は「Aマイナースケール」、つまり「ラ」の音から始めるのが基となります。 以下がラから始まる「Aマイナースケール」です。 「ラシドレミファソラ」と順に並べただけです。 マイナースケールの場合はキーボードの「ラ」から白鍵のみを順番に弾いていくとAマイナースケールになります。 日語名ではイ短調といいます。 キーボードの「ラ」から順に白鍵のみを弾くとAマイナースケールになります。 (超重要) Aマイナースケールの音の並びをキーボードで表すとこうなります。 メジャースケールの場合は「全全半全全全半」でしたが、マイナースケールの場合は「全半全全半全全」という並びになります。 ある音から「全半全全半全全」

  • GM音源/オルガン類 - DTMハイパー初心者講座

    オルガン類の特徴 オルガンもピアノと同じ鍵盤楽器です。 音色は当然異なりますが、その他のピアノにない特徴としては 鍵盤を押している間、音が持続する ベロシティが付けられない という点があります。 オルガンは鍵盤を強く押してもゆっくり押しても、音色や音量が変わる事はありません。 (ベロシティがない) 鍵盤は純粋に発音のオン/オフのスイッチの役割を果たします。 音量は足のペダルで調整します。 ただし大抵のMIDI音源はオルガンでもベロシティを受け付け、音量に反映されますので、打ち込みにおいてはベロシティで音量を調節することもあります。 オルガンは「パイプオルガン」「リードオルガン」「ハモンドオルガン(電子オルガン)」あたりに大別されますが、他にもいくつかあります。 アコーディオンやハーモニカも発音原理が同じであるため、ここに分類されます。 パイプオルガン 基となるオルガンで、空気をパイプ(管

  • 曲のキー(スケール)を調べる - DTMハイパー初心者講座

    曲のキーを調べて打ち込みを楽にする 最近の音楽のほとんどにはキーとスケールがあります。 (調性音楽) このキーとスケールを特定すれば、耳コピはずいぶんと楽になります。 スケールの構成音から外れた音はあまり使われないからです。 イントロのドラムとベースが出来たら、打ち込んだベースラインを見てみましょう。 特に長く延ばされている音に注目します。 一小節ごとに、 E♭ E♭ G G E♭ D G G という音になっています。 この曲のコード進行は割と簡単な方なので、慣れた人なら聞いただけで大体キーは特定できます。 「終始感」のある音に注目する 楽曲は一般的に「イントロ」「Aメロ」「サビ」などのいくつかのパートに分ける事ができます。 それぞれのパートの中で、小節の最後の音に終始感を感じるパートがあります。 絶対ではありませんが、J-Popでは多くの曲にあります。 この曲の場合は「イントロ」「Aメロ

  • 耳コピで音楽の勉強をしよう - DTMハイパー初心者講座

    耳コピは効果的な習得方法 音楽DTM関連の・サイトなどで耳コピという言葉を見た事がある人も多いと思います。 これは「耳コピー」「耳で聞いた通りにコピーする」を略した言葉です。 有名な音楽家やバンドなんかでも、最初はいろんな人の音楽を演奏したりコピーしていたという人は多くいます。 よほどの天才でもない限り、他人の影響を全く受けずにいきなりハイクォリティなオリジナル曲を作れた…という人はたぶんいないのではないでしょうか。 音楽の勉強というと音楽理論などを勉強する事も大事ですが、いろんな音楽を演奏したりコピーしたりといった実践も重要です。 特に耳コピ音楽理論からDTMソフトの操作方法、打ち込み技術の習得など、パソコンで音楽を作るために必要な作業をたくさん勉強することができます。 慣れないうちは音を聞き取ることができなかったり、音色の再現ができなかったりと苦労することも多いと思います。 それ

  • 三章まとめ - DTMハイパー初心者講座

    三章はDominoを使って実際に打ち込みをしてみました。 作ったのは「かえるのうた」というとても単純なものですが、今までの作業には打ち込みの基的な事がつまっています。 音を出したいタイミングの場所に、出したい高さの音符を置き、出したい長さに調節する。 音色はプログラムチェンジで、音の強さはベロシティで、そのほかの音の設定はコントロールチェンジで設定。 これらの作業を繰り返して一曲を作り上げていきます。 あと説明していないコントロール方法はピッチベンドくらいです。 操作を覚えるためにもっとパート数を増やしたり、2番、3番と作ってみたり自分なりにいろいろいじってみてください。 余裕があればロック調やバラード調などにアレンジしてみてください。 操作自体は今までの知識だけで出来ます。 ちなみに曲のテンポは以下の手順で変更できます。 ■Dominoでのテンポの変更手順 「Conductor」という

  • 基本部分の完成、その後のアレンジ - DTMハイパー初心者講座

    曲をより豊かにするために 今まででドラム、ベース、ピアノ、ギターの4つの楽器を見てきました。 これで曲の基的な部分は出来上がりです。 ここで一度、この4つの楽器とメロディだけの演奏を聞いてみてください。 シーケンサーで、これら以外のトラックをミュートします。 これだけでも十分曲として成り立っています。 ここから先は、音に広がりや厚みを持たせたり、アクセントなどを加えるアレンジが主となります。 アレンジは人によって千差万別で正解はありません。 ここからは「この曲の場合、自分はこうした」という説明をさせていただきます。 この章の目的は「曲が曲として成り立つには」を理解することなので、ここから先はおまけみたいなものです。 軽く目を通すくらいの感じで見てください。 場面ごとに変化をつける ドラム、ベース、ピアノ、ギターだけでも曲としては成り立ちますが、最初から最後までずっと演奏し続けているのでA

  • Dominoの使い方・ドラムの打ち込み - DTMハイパー初心者講座

    Dominoの使い方・ドラムを打ち込んでみる 前ページからの続きです。 前回でかえるのうたのメロディの打ち込みが完成しました。 メロディだけだと味気ないので、ドラムを入力してみましょう。 GM音源の決まりで、ドラムトラックはチャンネルの10を使います。 10チャンネルはドラム専用の特殊なトラックで、他のチャンネルとは入力方法が若干異なります。 上図の打ち込み部分を拡大したものです。 画像を見てもらえればわかると思いますが、トラックセレクトペインで10チャンネルを選択すると、ピアノロール上に今まで表示されていたピアノの鍵盤がなくなり、代わりになにやら文字がたくさん表示されるようになります。 ドラムは打楽器なので、ドレミといった音階はありません。 その代わりバスドラムやスネアドラム、クラッシュシンバルなどといったたくさんの種類の楽器があります。 それらの楽器を鍵盤上の音程の高さに割り当てている

  • 八章 VST環境の導入 - DTMハイパー初心者講座

    VSTを使えるようにしよう 長々と音楽理論の話ばかりでDTMっぽくなかったので、ここらでDTMの環境をさらにグレードアップさせてみましょう。 いままではMSGS(Windows標準のMIDI音源)で音を出していましたが、どうしても音が貧弱です。 VSTを扱える環境があれば、ネット上のフリーのソフト音源を使えるようになります。 MSGSに比べれば音は格段に良くなります。 その分、今までなかった設定やらソフトを扱わなければなりません。 パソコンにあまり詳しくない人には大変な作業になるかも知れませんが、それに見合うだけの価値はあります。 またパソコンの性能もある程度ないとVST環境を整えるのは難しいです。 (ここ数年のうちに発売されたものならほぼ大丈夫です) このサイトではDominoとReaperを例にVST環境を構築します。 MIDIはDominoで編集して、VSTやオーディオ関係はReap

  • DTM中級者向け講座

    脱初心者を目指す人のためのDTM講座 ここからはDTM初心者の人が中級者になることを目的とした情報が主となります。 DTMが何なのかさっぱりわからない、楽譜を見ながらでも打ち込みが出来ない… という人はDTM超初心者講座、DTM初心者講座を先に読む事をおすすめします。 DTM中級講座の対象は、 MIDIとは何なのかが大体わかる 童謡のような簡単な曲の打ち込みが出来る 主要三和音、メジャースケール、マイナースケールが大体どういうものなのかはわかる VST(DAW)環境がある くらいの人達です。 VST環境は必須というわけではないですが、非常に便利なので特別な理由が無い限りは導入しましょう。 確実に音楽制作の幅が広がります。 中級編講座は、 MIDIデータのベタ打ちにならないように 簡単な曲なら耳コピが出来るように 簡単なオーディオ編集や加工、ミキシングが出来るように くらいを目的にしようと思

  • 3和音の構成音 - DTMハイパー初心者講座

    コードを構成する音 コード入門前半では、メジャースケールの1、4、5番目のコードはメジャーコードになり、それ以外はマイナーコードになると説明しました。 なぜそうなるのかは音程についての勉強をすると理解できます。 このページの内容は第六章の音程についての知識が必要ですので、内容がわからない人はもう一度読み直してください。 以下の図はメジャースケール上の音のみで作られたコード、ダイアトニックコードです。 ■Cメジャーダイアトニックコード ディグリーネームは大丈夫ですか? 1、4、5番目は主要三和音となり、メジャーコードになると説明しました。 ではそれぞれのコードの構成音を詳しく見てみましょう。 メジャーコード ■Cメジャーコードの構成音 コードを作るときはルート音(基準となる音)からひとつ飛ばして音を重ねるのが基でした。 音程の知識があれば、このように分析できます。 ルート音は1度となります

  • キーの変更 - DTMハイパー初心者講座

    キーの変え方 今までのほとんどは、メジャーはC、マイナーはAを基準(キー)として説明してきました。 実際はこれらのキーだけでなく、もっとたくさんのキーが使われます。 キーは全部で12個(1オクターブ)あるわけですが、いちいち全部覚えてられません。 そこで以下のような図があります。 ■五度圏 この図は五度圏といいます。 Cを基準として、右にひとつ移動すると楽譜のシャープ記号がひとつ増えます。 シャープがひとつ増えるとGメジャースケールになります。 さらにひとつ移動するとシャープが増えて2つになります。 スケールはDメジャースケールです。 各音程は5度(完全5度)ごとに配置されています。 つまり、現在のキーから5度上の音にキーを変更すると、楽譜にシャープがひとつつきます。 (またはフラットがひとつ減ります) 反対に、現在のキーの5度下に変更するとフラットがひとつ増えます。 (またはシャープがひ

  • 3つのマイナースケール - DTMハイパー初心者講座

    3種類のマイナースケール マイナースケールには3種類あると説明しました。 ひとつは前ページで説明したナチュラルマイナースケールです。 これにはリーディングノートがないという欠点がありました。 その欠点を補ったのがハーモニックマイナースケールです。 ハーモニックマイナースケール ナチュラルマイナースケールの第7音を単純に半音上げただけです。 その結果、7~8間の音程は半音となり、無事リーディングノートが作られました。 しかし上図を見て、少しおかしなところがあると思いませんか? 音階が「全半全全半…」ときているのにいきなり「1.5」という数字が出てきます。 半音の次に1.5の音程を持ってくると非常に歌いづらいメロディとなってしまいます。 リーディングノートが出来たのはいいけれど、ハーモニックマイナーにも欠点があるのです。 この問題を解決したのが3つ目のマイナースケールであるメロディックマイナー

  • スケール - DTMハイパー初心者講座

    スケールとは 前ページでも少し出ましたが、スケールとは音階のことです。 曲を構成する音を集めたものと考えてください。 Cメジャースケールの曲は「ドレミファソラシ」の音を基として作られています。 (「ド#」や「シ♭」などの音を使ってはいけないという意味ではありません) スケールの基準音のことをキー(key)と呼びます。 Cメジャースケールの場合は「キーC」と表します。 メジャースケール メジャースケールの場合、構成音はこのようになります 完全1度 長2度(半音2つ) 長3度(半音4つ) 完全4度(半音5つ) 完全5度(半音7つ) 長6度(半音9つ) 長7度(半音11個) 完全8度(半音12個) もう一度キーボード上でのCメジャースケールを確認しておきましょう。 リーディングノート メジャースケールは強い安定感を持っています。 それにはリーディングノート(導音)と呼ばれる音符が関係しています

  • 各コードの役割 - DTMハイパー初心者講座

    主要三和音が主要な理由 さて前ページの内容は、ある程度理解できたでしょうか? 理解できたなら、コードの基は大丈夫です。 キー(DメジャースケールとかEメジャースケールとか)が変わった場合に少しややこしいかもしれませんが、基となる音から「全全半全全全半」とたどっていけばスケールの構成音は分かります。 そこから一音飛ばして音符を重ねていけばそのスケールのすべてのダイアトニックコードが作れます。 「1、4、5」番目のコードが主要三和音になるのですが、なぜ主要なのか、どういう役割があるのかを説明します。 コードにはそれぞれ機能、役割があります。 あるコードは安心感を与え、あるコードは不安や緊張感を与える…といった具合です。 それらを組み合わせることで曲に展開が生まれます。 以下の図を見てください。 全ページで登場したCダイアトニックコードを機能別に色分けしたものです。 コードの機能には「トニッ

  • メジャースケールとコード - DTMハイパー初心者講座

    コードの作り方 Cメジャーコード 前2ページでメジャースケールとマイナースケールの2つのスケールの説明をしました。 一度にやってしまいましたが、マイナースケールのほうはちょっとだけ横に置いて、メジャースケールの話をします。 さて、コードは3和音を基準に考えると説明しました。 Cメジャースケールの構成音は「ドレミファソラシ」ですね。 この中から3つの音を選んでコードを作りたいと思います。 きれいに響かせるにはどうすればいいでしょうか。 適当に選んだだけではきれいに響くこともあるでしょうし、にごった響きになることもあると思います。 にごった響きは特別な意図がない限りは普通使いません。 きれいに響く音はみんながよく使うので名前がつけられています。 コードの基は「すぐ隣の音は飛ばして、その次の音を重ねる」ことです。 隣同士など近すぎる音同士は響きがにごりやすく、離れすぎると響かないからです。 例

  • 五章 コード入門 - DTMハイパー初心者講座

    今まではDTMの基礎、音楽の基礎など基的なことの解説ばかりしてきました。 ここまでの講座をきちんと理解していれば、もうDTMで簡単な曲は作れるようになっていると思います。 そろそろ作曲について、少しずつ具体的に触れていきたいと思います。 作曲をするにあたって必ず出てくるのがコード理論です。 コード理論は作曲に当に必要なのかという意見もあると思いますが、絶対に必要ではないと思います。 しかし全くそういった知識がないままだと、限界が来るのはそう遠くないと思います。 (よっぽど才能にでも恵まれている人は別ですが) コードの全てを理解するとか、そこまで深い知識は必要ありませんが基的な事柄くらいはおさえておいたほうがいろいろと役に立つと思います。 コードというのは奥が深く、作曲家・アレンジャーの個性が大きく出る部分です。 また作曲だけでなく、既存曲のコピーをする上でもコードの知識は役に立ちます

  • VSTとASIO - DTMハイパー初心者講座

    VST、ASIOについて フリーのDAW紹介のページでASIOとVSTという新しい単語が出てきましたので説明します。 両方ともオーディオに関する規格の名前です。 最初のうちは関係ないので、こういうものがある、という程度でいいので軽く読んでおいてください。 音を加工する「エフェクター」をDAWに追加するための標準規格です。 VSTという規格に対応したDAWにはVSTプラグインを追加することが出来ます。 プラグインとは、DAWに標準では搭載していない機能を後から追加するものです。 DAWには最初からいくつかのエフェクト機能が搭載されていますが、必要最低限のものしか用意されていなかったりして次第に物足りなくなってきます。 そういう場合に「プラグイン」という形でDAWに新たなエフェクターを追加することが出来ます。 VSTプラグインには上で説明した「VSTエフェクター」(VSTエフェクト)と、MID

  • おすすめDTM用フリーソフト - DTMハイパー初心者講座

    DTMソフトといっても数多くありますが、ここではフリーソフト、つまり無料で使えるおすすめのソフトをいくつか紹介します。 MIDIシーケンサー Cherry http://hp.vector.co.jp/authors/VA010012/ ずっと昔からある定番MIDIシーケンサー。 MIDIの扱いやすさに定評があり、愛用者が多い。 たぶんMIDIに関することなら全部出来る。 Domino http://takabosoft.com/domino Cherryと並び人気のMIDIシーケンサー。 MIDIシーケンサーに関してはDominoかCherryかの2択で考えていい。 どちらもフリーソフトでよく出来ているので、両方試してみて自分に合うほうを選びましょう。 DAW Cakewalk by BandLab https://www.bandlab.com/products/cakewalk 元々

  • ひとまずまとめ - DTMハイパー初心者講座

    基礎の基礎の終了 ここまでで、コードの基礎の基礎程度の内容は終了です。 まだマイナースケールやセブンスなど、重要な部分の説明が残っています。 ここから先の理論はもう少し音楽の知識が必要になってきますので、ここでひとまず終了しておきます。 次章で基的な音楽の知識を補完してから、残りをやりたいと思います。 表記の仕方 英語表記が基となる。 「ドレミファソラシ」は順に「CDEFGAB」となる。 音程の差 キーボード上で黒鍵も含めて、すぐ隣にある音は半音離れているという。 隣の隣の音は全音離れているという。 メジャースケール ある基準の音から全全半全全全半と音を並べていくとメジャースケールになる キーボード上で「ド」から順に白鍵のみを弾いていくとCメジャースケールになる。 マイナースケール ある基準の音から全半全全半全全と音を並べていくとマイナースケールになる キーボード上で「ラ」から順に白鍵

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