タグ

ブックマーク / www.ct-tekijyuku.net (2)

  • 【CT値】CT画像はCT値の分布図|CTの基礎|CT適塾

    CT値は水が0、空気が-1000に設定された条件下で、CT撮影された物質(組織)の密度を原点の水に対する相対値として表現しています。そのため、水に浮かぶ油、体でいうと脂肪組織は0よりも低いマイナスの値を示し、また水よりも密度の高い軟組織は0よりも少し大きな値を示し、さらに骨や歯などの硬組織ではより高いCT値を示します(図1)。 図2は人の肩から膝までのCTの冠状断面像(参照:MPRとは)を示しますが、空気で満たされている肺は真っ黒で、内臓や筋肉など軟組織は灰色、そして骨は白く表現されていて、組織の密度に応じてCT画像は表現されています。東芝メディカルシステムズ社の技術営業の方の言葉をお借りすると「CT画像はCT値の分布図」といえます。

  • 【CT値】CT値とは?|CTの基礎|CT適塾

    CTの画像において、2次元画像いわゆるMPR像は小さな正方形の「ピクセル」言い換えると「画素」から構成されています(図1)。また3次元は立方体の「ボクセル」から成り立っています(参照: ピクセルとボクセル)。ピクセルやボクセルには白黒の濃淡値(画像濃度値)が与えられCT画像を表現しています。この画像濃度値のことを(医科用)CTでは「CT値」と呼んでいます。 人間の体の約60%は水からできているため(図2)、CT値は水を原点のゼロとして、何もない空気の状態を最低の値である-1000で表現しています。そして空気の-1000は、CT画像上では真っ黒に表現するように設定されています。図1は左側上顎の臼歯部付近の前頭断面を示しますが、口蓋と舌の間の空気層は黒く表現されています。 CT値の設定は、医科用CTではほぼ毎日朝一番に何も置かない状態でCT撮影を行うことで付属するコンピュータに「今撮影したのは

  • 1