指の速い跳躍で、遠くの鍵盤を必ず外してしまうという悩みはありませんか? そもそも指の速い跳躍で正しい位置の鍵盤を外してしまうのは、最初の音を弾いてから次の音に跳ぶ時に弧を描くように軌道で移動するからでしょう。 このようにすると指を移動させる時間が長くかかってしまい、移動しながら次の音を弾くようになってしまい、予備を跳躍した先の音を出すまでに十分な準備ができません。 そうなれば、和音の発音のタイミングもちぐはぐになるなど、音を外してしまうのは明らかでしょう。 したがって、指の速い跳躍で正しい位置の鍵盤を叩くには、指の移動を最短距離で可能な限り俊敏に行ったうえで、跳んだ先の次の音を出すまでにしかるべき準備の時間を持っようにしなければいけないのです。 また、最初の音と跳んだ先で音程やリズムなどの音型が変わり、音程が広くなるようなら手のフォームも変わってくるので、指の機敏な移動と合わせてフォームを