11月3日、大阪でボクシングWBA世界ライトフライ級タイトルマッチが行われ、スーパー王者の京口紘人(26=ワタナベ)がWBA同級10位のタノンサック・シムシー(タイ)を迎え3度目の防衛戦に臨む。 新型コロナウイルスの影響で、昨年12月を最後に国内での世界戦は中止または延期していたが、いよいよ再開する。 2階級王者・無敗の京口紘人とは? 京口紘人は軽量級とは思えないパンチ力を持ち、14戦全勝(9KO)の戦績を誇る。 若くして最軽量級のミニマム級から無敗で2階級を制した王者だ。 豊富なアマチュア経験を活かしオールマイティーに戦うことができる。 小学6年生から本格的にボクシングを始め、高校時代には元WBC世界バンタム級王者の辰吉丈一郎からも指導を受けた。 京口のスタイルには辰吉イズムが浸透しているようで、得意なパンチは辰吉直伝の左ボディだ。 大学時代には国体で優勝を果たし、卒業と同時にボクシング