高い山に登山するときに、気をつけたいのが高山病です。高地(標高約1,500メートル以上)で一番必要なことは体の適応です。これには本来、数日から数週間かかります。環境に適応できなければ高山病を発症しやすくなります。二日酔いのような気分の悪さといいますが、症状はかなり深刻です。治すためには低地に移動するしかありません。ただし、軽い症状であれば打てる手があります。高所順応に数週間かけずとも、高い場所を楽しめる対策を覚えておきましょう。 水分補給 体が高地に適応しようとすると水分と塩分を失います。そこで起こるのが脱水症状です。運動すると起こしやすい症状ですが、高地では乾燥と寒気の影響で特に動いてなくとも起こる可能性があります。とにかくたくさんの水分補給を心がけましょう。適量はありません。いつも以上にしっかり飲んでみてください。温暖な気候で住んでいる人は、肌にまで乾燥を感じるかもしれません。 筆者は