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ブックマーク / tkido.com (1)

  • 充分に発達した科学技術が魔法と見分けが付かなくなることはもうない

    星新一の『おみやげ』を枕にして言いたかったのは、歴史の変曲点の話の続きである。 一つ空想してみよう。この灰になってしまった「おみやげ」について私たちは何が言えるだろうか? 私は「簡単に宇宙を飛び回れるロケットの設計図」に何が書いてあったかは全く想像もつかない。そんなものが存在しえたかどうかも疑わしいと思われる。*1 ただし、想像もつかないとは言っても、少なくとも光速を越えることはできなかったであろうとか、はっきり言えることもないわけではない。 「あらゆる病気を治し、若返ることのできる薬の作り方」に何が書いてあったかも、はっきりとはわからない。 しかし、概ねどんなことが書いてあるかは容易に想像がつき、幾つかの具体的な部分については当たらずとも遠からずと言える程度には正しいだろうと自信を持つことができる。 「皆が平和に暮らすにはどうしたらいいかを書いた」に何が書いてあったかは、かなりの確信を

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