本当はこの記事を先月に書きたかったのだけどタイミングを逃して、最近村上さんの本を読んだので更新。 先月 リブセンス社の東証一部への上場が発表された。 本則市場の基準が緩和されたとはいえ、東証1部への上場はマザーズ上場とは敷居の高さが違う。訳が違う。 これはトヨタやソニーと言った日本を代表するエクセレントカンパニーと肩を並べたということだ。 25歳の新卒社員と幾ばくかも年齢かわらない若者のつくった会社が。10年もたたずして、そのステージにたどり着いたのである。 新興市場全盛期の猫も杓子もで勢いだけで年間300社近くが上場していたあの時勢とは異なり、IPO数が年間50にも満たない厳しい市場環境下での本則市場への上場は、かつての時代の寵児と持て囃され一斉を風靡したような一群の虚業会社とは異なり、この会社が、手堅く堅実に収益を生み出す「ホンモノ」の会社であることを意味している。 25歳。大学を卒業