印刷 関連トピックス原子力発電所東京電力 福島県で12日、コメに含まれる放射性物質の検査が完了し、全地点で国の基準値(1キロあたり500ベクレル)を下回った。これで県内で作付けをした全48市町村でコメの出荷が可能になった。 福島県のコメは東京電力福島第一原発の事故による放射能汚染が心配され、8月下旬から、原発の計画的避難区域など作付けが禁止されたり自粛を求められたりした地域を除く48市町村で検査を進めていた。 9月下旬、二本松市の旧小浜町地区で採取したコメの予備検査で1キロあたり500ベクレルという高い数値を検出。同市では調査地点を増やして本検査に取り組んでいたが、今回は同地区でも500ベクレルを下回ったという。 関連リンク二本松産米の全袋検査要望 市長、セシウム検出で農相に(10/3)予備検査で初の基準超え 福島県二本松市で採取のコメ(9/23)福島の一般米、出荷に向け等級検査 ま