人口はその国の国力を示す指標の一つで、その現状や今後の推移を見極めるには欠かせない値。そこで今回は国連の公開データを元に、アジア地域の人口面で注目すべき国として中国とインドにスポットライトを当て、西暦2100年までの人口推定値に関して、日本で良く行われている3世代区分と同様の仕切り分けを行い、その値をグラフ化し、状況の精査を行う。 取得するデータは国連による公開値の一つ「World Population Prospects, the 2017 Revision(世界人口の見通し、2017年改訂版)」(国連事務局経済社会局の人口部局による、人口統計学的な推計によるデータ)。中国とインドに関して、2015年から2100年までの推定人口値を3年齢階層区分(0~14歳、15~64歳、65歳以上)に仕切り分けして確認する。 まず最初は中国。 ↑ 中国の年齢階層別人口数推定(万人)(World Pop