2007年から2008年にかけて起こったリーマンショックは、元はと言えば米国において信用力が不足している人々に過大な住宅ローンを組ませてことが端を発しています。 その彼らの組んだ住宅ローンを債権化しミックスし、その証券化商品を世界中の機関投資家が高利回り債権として購入しました。 その後、多くの債務者(=住宅購入者)が次々と破綻した事により、世界金融恐慌とまで言われる自体に至りました。実は、今、日本版サブプライムローン破綻が将来起こるのではないかと密かに不動産業界ではささやかれています。 つまり現在の新築マンションをはじめとする住宅購入者は、業界の人間が危惧する程「自分が買えるいっぱいいっぱいの高い物件」を購入している方が多いのです。米国でもかつては、住宅ローンの支払いは年収の20%までといった「不文律」と申しますか「常識」ありました。これを遥かにオーバーして貸し出したのがサブプライムローン