ブックマーク / matutakedaiou.hatenablog.com (4)

  • ベルセルクを精神分析で雑に解説する - まつたけ大王のブログ

    ベルセルクは黄金時代編で完結した漫画であり、それ以降は書き込みの多いONE PIECEに過ぎない。などというと怒られそうな気もしますが、やはり黄金時代編の完成度の高さと比べると以降の展開に物足りなさを感じてしまうという人も少なくないでしょう。 精神分析において去勢と呼ばれる概念があり、これは人が人として社会生活を営むために欠くべからざる過程とみなされていますが、この概念を使えば黄金時代編について、腑に落ちる解説ができるのではないかと思います。要するに、主人公であるガッツがグリフィスの母親であり、もうひとりの主人公といっていいグリフィスもまたガッツの母親である、と解釈すれば合点がいくのではないかということです。いうまでもなくこのふたりの主人公は男性なので、この解釈は一見奇異に思えるかもしれませんが、精神分析でいう父親とか母親とかいうのは在る種の記号のようなものであり、生物学上の男性が心的な領

    ベルセルクを精神分析で雑に解説する - まつたけ大王のブログ
  • 「オリンピッグ」騒動とsyamu_game - まつたけ大王のブログ

    「オリンピッグ」というオヤジギャグで渡辺直美を豚に見立てた演出プランが差別的だと批判され、オリンピック開会式責任者が辞任する事態が話題になった。 この批判の前提となっているのは、人をーーおそらく就中、女性をーー豚に擬するのは差別的だとする、どこに根拠があるのかわからない、善意の皮を纏った通念であるが、ピッグ(豚)という語から否定さるべきなにかを恣意的に見出し、かつ、その自覚もない連中のほうが真に差別的だということはいうまでもない。 しかし、上述のとおり「オリンピッグ」に対する批判は、「オリンピッグ」というオヤジギャグが全くおもしろくないという指摘を除いて、論理的には不当なものだが、このような批判が起こることは無論、予測し得るはずであり、この程度のことも予見できないのは間抜けとしかい言い様がない。「オリンピッグ」を差別的だとする批判自体は不当なのだから、差別の意図なしとする自分の立場を貫き通

    「オリンピッグ」騒動とsyamu_game - まつたけ大王のブログ
  • Fateの「文学性」ならぬオタク性 - まつたけ大王のブログ

    ※この記事は大塚英志「物語消費論」を参照してfateを解説したものですが、僕の物語消費という語の解釈が当に正しいのか微妙なのでご了承ください。(何もとか資料見ないで書いてます。引っ越したばかりで探すの面倒なので) 主に以下のを参考にしています。(っていうかパクリみたいなものかも...) 「Fateは文学」と半分ネタでいわれることもありますがFateが「文学」だという主張は必ずしも間違っているとは思いません。たしかにfeteは少年少女の教養小説(成長物語、ビルドゥングスロマン)としても読める、という意味では「文学」的ではあります。しかし個人的にはfateという作品はとてもオタク的であるとも思うので、そのことについて書いていきたいと思います。 まずfateのオタク性は上記のような「文学」性とは別の位相にあるように思います。また人文系の修士号を持っているという奈須きのこの作家としてのバック

    Fateの「文学性」ならぬオタク性 - まつたけ大王のブログ
  • 読んだ本 350ページの本を5分で読む速読の方法 長い小説 ぼくたちのマルクス - う○こパラダイス

    「ほんとうに頭がよくなる「速読脳」のつくり方: 苫米地式“ハイサイクル・リーディング”」 タイトルはとっても頭がわるそう。 しかし眼球を早く動かすトレーニングとかが書いてある他のエセ科学そのものの速読と比べれば書の内容は誠実だといえる。 350ページのを5分で読む方法 種明かしはものすごく身も蓋もない。読むの内容についての知識があれば速読できるというのが結論である。自分が知っていることなら読み飛ばせばいい、というわけだ。 速読するには知識が必要。知識を得るためにはを読まなければいけない。だから速読するためにはを読めということが書いてある。 読む価値があるかというと微妙なです。 「失われた時を求めて」 「失われた時を求めて」は文庫換算で14巻分のとても長い小説です。このたびこのを読了したので感想を書いていきたいと思います。 とてもながいです。以上 ぼくたちのマルクス 書は

    読んだ本 350ページの本を5分で読む速読の方法 長い小説 ぼくたちのマルクス - う○こパラダイス
  • 1