要人も訪れる爆心地の原爆落下中心碑。23日朝、被爆2世らが掃除していた=長崎市松山町、江崎憲一撮影 オバマ米大統領は、被爆地である広島、長崎を訪問した方がよいかどうか。朝日新聞社が米国で電話による世論調査を行ったところ、「訪問した方がよい」が51%で、「しない方がよい」の36%より多かった。原爆投下については「やむを得なかった」55%、「間違いだった」34%だったが、「やむを得なかった」という人の中でみても、大統領の訪問は賛成44%が反対39%を上回った。 原爆投下は「戦争を早く終わらせるためにはやむを得なかった」と思うか、それとも「一瞬に多数の人を殺す原爆の投下は間違いだった」と思うか、と尋ねた。 男性では「やむを得なかった」が66%、「間違いだった」が27%。女性ではそれぞれ44%と40%だった。年代別にみると50代以上で「やむを得なかった」が6割を超えている。1971年の調査で