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インドとブラジルに関するoyoyomのブックマーク (5)

  • 亀裂が見え始めたBRICS 西側支配に対する共通の敵意に隠れた世界観の相違:JBpress(日本ビジネスプレス)

    BRICSの熱狂は2014年のサッカーワールドカップ・ブラジル大会が開かれているときにピークを迎えた――。歴史家はこう記すことになるかもしれない。 ブラジルのジルマ・ルセフ大統領はこのイベントを利用してBRICSの5ヵ国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)の首脳会議を開催した。この席では、部を上海に置く新しい開発銀行の設立が発表された。 ルセフ氏主催のこのパーティーにけちをつけたのは、大会でブラジル代表がドイツ代表に7対1という大敗を喫したことだけだった。だが、あれから数カ月が経った今、BRICSはブラジル代表と同じくらい残念な結果に終わるかもしれないという雰囲気が生じ始めている。 BRICSの物語にまつわる3つの大問題 BRICSの物語を巡っては、大きな問題が3つ浮上している。第1の問題は経済だ。5カ国のうちブラジル、ロシア、南アフリカは経済の不振に苦しんでいる。インドで今

    亀裂が見え始めたBRICS 西側支配に対する共通の敵意に隠れた世界観の相違:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 不幸な展開を迎えたBRICsの物語

    (2012年10月9日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) この3年間、一般的な概念は世界の主要経済国を2つの基的なグループに大別していた。「BRICs」と「病人(sicks)」である。 米国と欧州連合(EU)は病んでおり、高失業率と低成長、恐ろしいほどの債務に苦しんでいた。一方で、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国の4カ国、そして一部の見方では南アフリカも加わる)は欧米よりはるかに活力に満ちていた。投資家や実業家、欧米の政治家は、未来をじっくり見つめるために定期的にBRICs諸国を巡礼した。 ところが今、おかしなことが起きている。BRICsが苦境に陥っているのだ。 個々の国の問題の性質は異なるが、BRICs諸国を結びつける大きな問題もいくつかある。まず、楽観的な「デカップリング」論が盛んに語られたにもかかわらず、BRICs諸国は皆、弱い欧米経済の影響を受けている。 次に、5カ国す

  • 新興国の政治:立ち上がる新興中産階級

    (英エコノミスト誌 2011年9月3日号) マルクスの言う革命的なブルジョワジーが声を上げ始めた。 この4年間、景気後退に襲われた先進国と、活気のある新興経済大国の間に著しい違いが見られた。今年、先進国の経済的な苦難は政治にまで及び、欧州諸国の政府がユーロ危機の泥沼にはまり込む一方、米国は自ら国債の格下げを招いた。 しかし苦難は先進国に限られたことではなかった。中東諸国は言うまでもなく、中国、インド、インドネシア、ブラジルといった国々は、経済的な発展を遂げたにもかかわらず、先進国が抱える倦怠感と同じくらい大きな不満に悩んでいる。 インドでは、長年汚職追放に取り組んできた活動家アンナ・ハザレ氏の支持者が大規模な抗議運動を繰り広げ、国民会議派率いるマンモハン・シン政権は最大の試練に直面した。 ニューデリーでハンストを続けていたハザレ氏は8月末、政府が厳格化した腐敗防止法を可決することに同意した

  • BRICsがBRICsでなくなる日  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2011年1月22/23日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 昔は何ごとも実にシンプルだった。開発経済学という学問を作り出したと言ってよい偉大な経済学者サイモン・クズネッツは1960年代に、世界の国々は「低開発国、先進国、日、アルゼンチン」という4つのカテゴリーに分類されると学生たちに説いていた。 その当時の日は、第1のカテゴリーから第2のカテゴリーへと急速に移行しつつあった。片やアルゼンチンは第三世界から一気に先進国に駆け上るという型破りな経路に挑戦しながら、再び第三世界に転落する道をたどっているようだった。 クズネッツ教授のシンプルな分類を今持ち出せば、どの開発経済学の会合でも笑いものにされてしまうだろう。何しろこうした会合自体が、インクルーシブ(包括的)なグローバルガバナンスの新しいパラダイムに関する未来志向のマルチステークホルダーによる会議などと称されるような今日このごろだ。

  • 投資家が懸念する「BRICsバブル」の芽 相次ぐ大型IPOと大量の資本流入 JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2010年11月12日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) ロンドンやニューヨークのデスクにいると、資が新興国市場に流れていると言われても抽象的な響きしか感じられないかもしれない。だが、マネーは間違いなく、形のあるものに流れ込んでいる。大西洋のサントス海盆の油田、ロシアのオンラインネットワーク、インド・チャッティスガル州の炭鉱、中国の大手銀行の地方支店などがその代表例だ。 ここに挙げた資産は、過去4カ月間にBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)の各市場で株式を売った4つの企業がそれぞれ支配しているものだ。この4社は新規株式公開(IPO)や株式売り出しによって計540億ドルもの資金を調達し、その額に見合った大きな熱狂を巻き起こした。 BRICs諸国で株式ラッシュ、次々塗り替えられる史上最大の資金調達 だが、この現象は同時に、一部の市場関係者が懸念を抱く理由を端的に示すものでもある。B

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