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2011年10月13日のブックマーク (8件)

  • チャールズ・エリス氏が語る「敗者のゲーム」を勝ち抜く方法

    エディターズ・チョイス ダイヤモンド社書籍オンライン編集部によるインタビューまたは厳選した特別寄稿。経済、産業、経営、社会問題など幅広いテーマを斬新な視点で紹介する。 バックナンバー一覧 運用哲学の古典中の古典として、投資家に読み継がれてきた全米50万部のロングセラー『敗者のゲーム』。その著者で、運用コンサルタントとしてNo.1の実績を誇るチャールズ・エリス氏が、2年ぶりに日に来日、波乱の時代を生き抜く長期投資の秘訣を語った。10月9日に行われた、基調講演を短くまとめてご紹介する。(取材・文 鈴木雅光) 過去20年間で8割のファンドマネジャーが ベンチマークに勝てなかった 私の人生を振り返ると、とても幸運だったと思います。適切な女性をにすることができ、投資関連の仕事を続けることができました。また仕事については、実にさまざまな形で勉強をする機会にも恵まれました。 そしてもうひとつが、彼ら

  • ユーロ圏の危機、応急手当は治療ではない

    英国のデビッド・キャメロン首相はユーロ圏の指導者たちに、危機に対して「大型バズーカ砲」式のアプローチを取るよう求めた。フランスのニコラ・サルコジ大統領が週末にドイツのアンゲラ・メルケル首相と会談した後、米国のバラク・オバマ大統領はサルコジ大統領と話し、行動を迫った。 欧州理事会のヘルマン・ファンロンパイ議長は、欧州連合(EU)の首脳が10月23日に会議を開き、「包括戦略をまとめる」と約束した。そうすれば、欧州諸国は11月の主要20カ国・地域(G20)首脳会議で、信頼感を取り戻すための計画を打ち出せる。 では、我々は危機が近く終わると確信すべきなのだろうか? 答えはノーだ。 少なくとも今は、ユーロ圏の危機を一地域の小さな問題と見なす人はいない。ユーロ圏は世界金融危機の余震の震源地となっており、この余震は最初の地震よりも破壊的である可能性がある。 金融危機、ソブリン危機、欧州統合プロジェクト

    oyoyom
    oyoyom 2011/10/13
  • ギリシャの苦悩:債務、不況、デモ・・・

    (英エコノミスト誌 2011年10月8日号) ギリシャ国民はあとどれくらい痛みに耐えられるだろうか。 今夏、市場がスペイン経済とイタリア経済に銃を向けたことで、いつ終わるとも知れないユーロ圏のソブリン債務危機は一段と危険な局面を迎えた。どちらの国も困難を脱したわけではない。格付会社のムーディーズは先日、イタリアの国債を格下げした。だが、世間の関心は再び、昨年すべてが始まった国ギリシャに向けられている。 来年の予算を巡る一時的な解決策が土壇場で欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)を含む「トロイカ」の同意を得たおかげで、ギリシャは10月初め、一息つける余裕を得た。だが、それも長続きしないかもしれない。 緊縮措置はまだ続く 不動産所有者が年末までに少なくとも17億ユーロ(23億ドル)の追加の税収をもたらさなければ、ギリシャの財政赤字は国内総生産(GDP)の8.5%――既に昨年の救済合意で設定

  • 反転の兆しが見えない中国株式市場 投資家は政府のてこ入れ策にも懐疑的

    (2011年10月12日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 中国投資家も2度目は騙されない。中国政府が低迷する株式市場を好転させるには、3000万ドルの資金と政府の鼓舞以上のものが必要だ。 政府系ファンドの国内投資部門である中央匯金投資が10月10日、大手国有銀行の信頼を回復させるために各行の株式を買い入れると発表した時、2008年の状況が繰り返されるかと思えた。だが、投資家の反応はまったくと言っていいほど違った。 リーマン当時とは様変わり 3年前、リーマン・ブラザーズの破綻で株式市場が動揺する中で中央匯金投資がほぼ同じ内容の発表を行うと、上海市場の株価は2日間で18%も高騰した。ところが2カ月後になると、株価は介入前を下回る水準まで値を下げた。 経済の見通しが明るくなり、株式市場のロケットが点火されたのは、政府が6000億ドル近い規模の景気刺激策を発表し、金融政策を緩和してからのことだ

  • どんなソフトでも跡形もなく完璧にアンインストールできるフリーソフト「Comodo Programs Manager」

    不要なソフトをアンインストールしても関連するファイル、フォルダ、設定などが残ることがあり、全てが完全にインストール前に戻るとは限りません。また、それらが積み重なってPCの動作を重くし、思わぬ不具合やクラッシュにつながることもあります。 配布元のCOMODO社によると、この「Comodo Programs Manager」ではそれぞれのソフトがPC上にもたらした変化を逐一モニタしているため、完全なアンインストールが可能となっています。なお、ソフトはWindows用で、64ビット環境にも対応しています。 Comodo Programs Manager http://www.comodo.com/home/support-maintenance/programs-manager.php サイト右側の「Download」をクリックします 再び右の「Download」をクリックするとウィンドウが出

    どんなソフトでも跡形もなく完璧にアンインストールできるフリーソフト「Comodo Programs Manager」
  • 米議会、赤字削減で経済成長を妨げるな

    米国の財政赤字問題は、少なくとも計算上はほぼ解決されている。 米議会の超党派委員会は今後わずか7週間で、債務上限引き上げを巡る8月の合意で決まった9170億ドルの歳出削減に加えて、さらに1兆5000億ドルの削減案を策定しなければならない。それができなければ、自動的に歳出削減が実施されることになる。 米国の財政を監督する議会予算局(CBO)が作成した予測によれば、そうした対策により、米国の財政赤字は現在の国内総生産(GDP)比9%から2015年までに同1%ほどにまで減少するという。これで問題解決、というわけだ。 もちろん、話はそこで終わらない。CBOの予測は、現行の法律に基づいて作成することが求められる。従ってこの予測はまず、ジョージ・ブッシュ前大統領が実施した減税が、予定通り2013年に終了することを前提としている。 楽観的な成長予想を前提としていいのか? だが、CBOはそのほかにも、あま

  • 忍び寄る2008年の影

    (英エコノミスト誌 2011年10月8日号) 欧州は世界の銀行システムを瀬戸際へ追い込んでいる。 ホラー映画の中では、登場人物が深夜に森を散歩しようとしだしたら、それは何か悪いことが起きる合図だ。金融界でそれに相当するのは、銀行のトップが、自社は完璧に安全だと主張することだ。 欧州の銀行は、多額の債務を負ったユーロ圏諸国に対するエクスポージャーにより資金調達の道が狭まっているにもかかわらず、もう何週間にもわたり、問題はないと言い続けている。 銀行間の貸し出しが抑えられている中、市中銀行が欧州中央銀行(ECB)に預けている預金残高が過去15カ月で最高となった。欧州の危機が伝染するのではないかという不安は、今や米国に飛び火している。 ついに米銀にも飛び火した信用不安 10月に入り、米銀の株価の下落により、S&P500株価指数が一時、4月につけた高値から20%以上下落したことで、同指数は正式に弱

    oyoyom
    oyoyom 2011/10/13
  • ユーロ圏の危機に怯えるアジア

    数週間前、顧客数で中国最大の銀行が密かに経営幹部から成る代表団をギリシャに派遣した。 中国農業銀行の代表団がギリシャを訪れたのは、危機に乗じてギリシャ農業銀行を買収するためでもなければ、中国の勢力拡大に一役買うためでもなかった。 訪問の目的はもっと根的なもので、ユーロ圏の現状を調べる現地視察の一環だった。一連の視察は、中国がユーロ圏の状況を心配していることを裏づけている。そしてアジア諸国でユーロ圏について懸念しているのは中国だけではない。 アジアは欧州の景気減速を概ね冷静に観察してきたが、ここ数週間で、ユーロ圏のソブリン債務危機がアジアの経済全般と金融センターに深刻な問題をもたらしかねないという不安が広がった。 最低でも2008年のショックが再来 シンガポールと近隣の東南アジア諸国は経済活動の大部分を国際貿易に依存しているため、アジアの中でも直接的に混乱の影響を受けやすい地域だ。 弱気と