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2012年3月17日のブックマーク (5件)

  • 中国は貧しい国のふりをするのをやめろ

    (2012年3月15日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 筆者が今週行ったように、ニューヨークから北京に飛行機で移動することは、あべこべの世界に入るようなものだ。朝の8時が夜の8時になる。中国に腹を立てている国から、米国に腹を立てている国に移動するのだ。 最近の緊張の原因は、米国、日、欧州連合(EU)によって世界貿易機関(WTO)に提訴されたレアアースを巡る論争だ。 米国大統領は、中国は、こうした鉱物の輸出に割当を課すことによって「ルールを破るのを許される」べきではないと主張した。 今回の提訴は、中国が直面している大きな課題――低賃金で製品を作る生産国から、活力のある、開かれた消費市場を持つ先進国に移行すること――から見れば、枝葉の問題だ。 だが、この一件は、中国が過去30年間に「メード・イン・チャイナ」政策によって得た信頼が消滅したことを示している。 失われた信頼 中国は次の機会をとら

  • アジアの人口ボーナスの終焉

    (2012年3月15日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) ポール・クルーグマン氏は1994年にフォーリン・アフェアーズ誌に寄せた論文「アジアの奇跡の虚構」でアジア人を激怒させた。 同氏はこの論文で、シンガポールなどの国の一見目覚ましい成長は、結局それほど目覚ましいものではなかったと主張した。どんな経済発展も生産性の向上の結果ではなかった。それどころか、経済発展はすべて、労働力と資の規則的な投入で説明できると書いたのだ。 アジアの指導者の怒りを買った論文 クルーグマン氏の論文は少なからぬ怒りを招いた。自国経済の驚異的な変革と思えることを指揮した指導者たちは、クルーグマン氏の主張を受けつけなかった。彼らは自らを経済の奇跡を巧みに成し遂げた政治家と見なしていた。ただ有利な人口動態に恵まれ、倹約的な国民のおかげで、その貯蓄を工場や道路に回せた幸運な人間ではない、ということだ。 良好な人口動態は高

  • 世界経済:新たな石油ショック?

    (英エコノミスト誌 2012年3月10日号) 原油価格の高騰に対処する正しい方法と間違った方法 過去4年の間に、原油価格の高騰は2度にわたって世界経済を打ちのめした。2008年にはブレント原油の価格が1バレル=147ドルまで跳ね上がり、世界経済の成長は金融危機に完全に潰される前に減速した。1年前は、リビアからの供給停止が原油価格を127ドルまで押し上げた。始まったばかりの米国の景気回復を失速させるのに十分な原油高だった。 原油価格が再び120ドルを超え、イランとの緊張が高まる中で、懸念が戻ってきた。石油ショックはまたしても世界経済を叩きのめすのだろうか? 今のところ、答えはノーだ。原油価格はかつて問題を引き起こした水準に達している。だが、世界経済の成長は、原油価格の上昇率と比べると、価格の水準にはそれほど大きな影響を受けない。 そして、今のところ価格の上昇は比較的緩やかだ。原油価格は現在、

  • ニュートリノ「光速超えず」 実験誤りの見方強まる 名古屋大などの結果、欧州研究所が検証 - 日本経済新聞

    素粒子ニュートリノが光より速く飛んだとする名古屋大などの実験結果を検証していた欧州合同原子核研究所(CERN)は16日、検証実験の一つでニュートリノは光速を超えなかったと発表した。昨年9月に発表された実験結果は、光より速いものはないとするアインシュタインの相対性理論の前提を覆すとして大きく注目されたが、先月には装置をつなぐケーブルに緩みがあった可能性が浮上。検証の一つで否定的な結果が出たことで

    ニュートリノ「光速超えず」 実験誤りの見方強まる 名古屋大などの結果、欧州研究所が検証 - 日本経済新聞
  • 吉本隆明が亡くなった: 極東ブログ

    隆明が亡くなった。未明に地震があり、あの震源はどこだったんだろうと思ってテレビの音声を聞いているときに、訃報を聞いた。 まあ、お年だからなと思った。糖尿病を抱えヘビースモーカーで87歳というのは大往生の部類ではないか。彼の死についてはかねて理解している以上のことはないなと思って、ぼうっとしていたら、自然に涙が出て来た。ツイッターにも吉の死のことは書くまいと思ったが、堰を切ったように連投してしまった。 僕は吉さんに個人的に会うことはなかった。知人が吉さんのの編集などをしていたので会うこともできないものでなかったけど、まあいいかと思っていた。自分が若い頃、自暴自棄になって自分の学んだことをすべて放り出したいと思ってプログラマーになって、ヴェイユのひそみもあって工場でファームウエアのアセンブラプログラムとかしているとき、吉さんのの、宮沢賢治に触れたところで、知識人は知性を罪責と思

    oyoyom
    oyoyom 2012/03/17