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2012年11月21日のブックマーク (3件)

  • 英国のEU脱退が欧州の痛手になる理由

    (2012年11月20日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 英国と欧州連合(EU)の関係は、仲の悪くなった夫婦のようだ。口げんかの回数はますます多くなり、両者とも公然と離別について語っている。英国が最終的にEUを脱退する可能性は高まる一方だ。この週末に行われたある世論調査によれば、英国人の回答者の56%が離脱を望んでいる。 ブリュッセルにあるEU部では、英国離脱の可能性が、そうなっても仕方ないというあきらめをもって受け止められるようになってきている。ここでは、デビッド・キャメロン英首相の振る舞いは目に余るとの見方が多い。今週開かれる首脳会議では、キャメロン首相はEU予算の凍結をたった1人で主張することになるだろう。 うるさい英国が抜けた方がEUはうまくいく? ブリュッセルでは、英国の壊し屋を内部に抱えていない方がEUはうまくやっていけると考える向きも多くなっている。長期的には、泣きを見る

    oyoyom
    oyoyom 2012/11/21
  • 中国の新たな指導者:選択の時

    (英エコノミスト誌 2012年11月17日号) 共産党最高指導部の新たな顔触れは、必要とされる抜的なアプローチを取るだろうか? 共産党は習近平氏(上)を総書記に選んだ。以下、政治局常務委員になった(中段左から)李克強氏、張徳江氏、兪正声氏、(下段左から)劉雲山氏、王岐山氏、張高麗氏〔AFPBB News〕 11月15日に習近平氏が人民大会堂の赤絨毯の上に歩み出た時、紙吹雪が舞うこともなければ、互いに抱き合う場面もなかった。 習氏は第18回共産党大会で総書記に「選ばれた」ばかりだったが、同氏は5年前にこの役職に任命されていた。習氏の副官となる李克強氏――経済学者で、総書記を退任する胡錦濤氏の弟子――の任命も前もって予想されていた。 エリートの政治権力の性格は、毛沢東の時代から変わった。毛沢東の言葉は絶対で、彼は中国を大混乱へと導いた。毛沢東の後、鄧小平は、経済改革が中国の救いになると考えた

  • 「第3極」を目指して手を握るナショナリストたち

    (2012年11月20日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 政治の世界には「1週間という時間は長い」という決まり文句があるが、日の「太陽の党」は4日間でその一生を終えた。日の政界が熱を帯びた証拠だろうか、この政党は登場からほんの数日で消えていった。日で昔からはかなさの象徴とされている桜の花をもしのぐ短い命だ。 右派の石原慎太郎・前東京都知事は先週火曜日(11月13日)、与党と野党の2大政党に挑戦する「第3極」を目指すグループの1つとして、太陽の党を結成すると発表した。 太陽の党は木曜日、同じく第3極を目指す「減税日」との合流を明らかにした。ところが、翌金曜日にこの計画を撤回。土曜日には、結成からまだ日が浅い「日維新の会」に合流した。 日でさえ珍しい急展開の行方 設立・解散による政党の入れ替わりが恐ろしく速いことで知られる日でさえ、これほどの急展開は異例だ。しかし、太陽の党が没