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2013年5月31日のブックマーク (4件)

  • 中国に挑むフィリピンは正しい アジアの海の領有権紛争、解決への道筋

    (2013年5月30日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 9の線、5人の審査員、2人の競技者――。テレビのリアリティー番組のように聞こえるが、これは実は、激しい紛争が起きているアジアの領海を、弱肉強の掟ではなく法の支配に従って線引きするための多少不透明な――だが非常に重要な――プロセスの始まりだ。 中国は南シナ海のほぼ全域に領有権があると主張している(写真は中国が2012年に海南省三沙市に指定した西沙諸島の1つ)〔AFPBB News〕 9の線、すなわち「9点破線(九段線)」は中国に属している。複数のアジア諸国が隣接する巨大な海域である南シナ海の大部分について、中国政府が歴史的な領有権があると主張する海域を示したものだ。 5人の審査員は「海洋法に関する国際連合条約(UNCLOS)」に基づいて中国の主張の正当性を判断する裁定の場で審理を担当するために選ばれた。 2人の競技者は、この問題

  • 米国のシェール革命で割れるOPEC

    (2013年5月30日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) OPECも決して一枚岩ではない〔AFPBB News〕 石油輸出国機構(OPEC)加盟国の石油相2人に米国のシェールオイル革命について意見を聞けば、恐らく正反対の答えが返ってくるだろう。 サウジアラビアの石油相で、OPECの事実上のリーダーであるアリ・ヌアイミ氏は先月の講演で、あえてシェールオイルに言及して米国の生産拡大を歓迎した。 だが、それから2週間も経たないうちに、ナイジェリアの石油相であるデザニ・アリソンマドゥエケ氏は、シェールオイル革命はOPECにとって「最も重大な脅威の1つ」だと述べた。 湾岸諸国とその他加盟国の間に溝 世界の石油の約40%を生産するOPEC加盟国は今週、石油市場の状況について協議するためにウィーンで年に2度開く定例総会に集まる。コンサルティング会社データモニター・エナジーの幹部ニール・アトキンソン氏は「

  • 米国の後ろでもたつく欧州

    (英エコノミスト誌 2013年5月25日号) ユーロ圏の回復――あるいは衰退――までの長い道のり ヨーロッパ人はとかく、欧州の危機を米国のせいにしたがる。しかし、数字を見ると、ユーロ圏が危機対応を誤ったことは明白だ。成長を取ってみよう。米国の経済生産は危機前のピークを超え、成長している。一方、ユーロ圏はまだ失地を回復できず、縮小している。 失業率はどうか。2009年には、大西洋両岸の失業率はともに10%だったが、現在は米国の失業率が8%を下回るところまで低下したのに対し、ユーロ圏では12%超まで跳ね上がった。要するに、ユーロ圏は設計がお粗末で、欧州の緊縮財政は厳し過ぎたということだ。 衰退をい止められなければ1980年代の中南米に 指導者の無能さのツケを失業者が払わされている〔AFPBB News〕 欧州経済が入院患者だったら、医師は医療過誤で訴えられているかもしれない。欧州では、リーダ

    oyoyom
    oyoyom 2013/05/31
  • 1万年前のマンモスから「液体の血液」を採取