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2013年7月4日のブックマーク (4件)

  • 世界の中のドイツ:時折現れるリーダー

    (英エコノミスト誌 2013年6月29日号) ドイツが近く、もっと大きな役割やもっと戦略的な役割を果たすことを期待すべきではない。 ドイツのアンゲラ・メルケル首相(左)は外交の場で存在感を高めているが〔AFPBB News〕 ドイツのアンゲラ・メルケル首相と各国首脳との最近の会談のリストを見ると、ドイツは有力な外交大国の仲間入りを果たしたと思えるかもしれない。 この6月には、メルケル首相がロシアのウラジーミル・プーチン大統領をにらみ倒した。 プーチン大統領は、第2次大戦後にソ連軍兵士がドイツから略奪した芸術品も出展されていたサンクトペテルブルクでの美術展に、メルケル首相とともに参列することを取りやめると脅した。すると、メルケル首相はロシア訪問の予定を早々に切り上げる可能性があることを知らせた。 プーチン大統領は譲歩し、メルケル首相とともに美術展を訪問。メルケル首相はそこで素っ気なく、国際法

  • 中国経済ハードランディングのリスク ジャンボジェットの墜落を回避できるか?

    (2013年7月3日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 中国経済は長年急成長を続けてきただけに、減速をマネージするのが難しい〔AFPBB News〕 中国の新指導部は、経済運営で最も難しい操作の1つに数えられる任務に取り組んでいる。すなわち、飛行中の経済を減速させることだ。 最近では中国当局が「シャドーバンキング(影の銀行)」の制御に乗り出すなど、数々の困難が以前よりも明らかになっているが、これはもっと大きな問題の一部に過ぎない。 大きな構図とは、減速している経済が墜落するかもしれないリスクだ。実際、市場メカニズムを頼りにしたいという新指導部の意向は、このリスクを一段と大きくする。 ジェローム・レヴィ経済予測センターのデビッド・レヴィ氏は先日発表したリポートの中で、中国の失速速度*1はどれくらいなのか、という重要な疑問を提起した。一般には、中国が向こう10年間で経済成長率を10%から、例え

  • 欧州の大手機関投資家、今こそ南欧が「買い」

    (2013年7月3日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) イタリアの保険大手ゼネラリの最高投資責任者(CIO)が、ドイツの株価指数DAXを「新興国」になぞらえ、今こそ欧州最大の経済大国ドイツの株を売り、南欧を買う時だと話している。 保険料収入で欧州第3位の保険大手ゼネラリで5000億ユーロ近い投資を監督するニキル・スリニヴァサン氏は、現在どこに価値を見いだせるか問われると、明快に答える。「DAXはかなりの高騰を演じてきたため、今では南欧やフランスの株式市場と比べて有望に見えない」 アジア向け輸出の依存度が高いDAXは「新興国」 DAX構成銘柄にはアジア向けの輸出に依存する企業が多いため、「DAXは新興国(の株価指数)のように感じる。もうピークを越えたと思う。私が手がけるのは、ドイツ売り、南欧買いだ」と言う。 45歳のスリニヴァサン氏が最近CIOに任命されたことは、最高経営責任者(CEO)に就

  • ネット選挙参院選2013

    BLOGOS主催 ネット選挙 大反省会 ~ネット各社&選挙の専門家が大激論!~ ネット選挙運動が解禁となった今回の参院選。それによって何が変わったのか。ネット各社の選挙担当者と専門家が大激論します。出演:三浦博史、新井克弥、西田亮介、須田慎一郎 ネット各社の選挙担当:グリー株式会社、ヤフー株式会社、Ustream Asia株式会社、LINE株式会社