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2013年8月21日のブックマーク (10件)

  • Joe's Labo : 【書評】なぜ景気が回復しても給料は上がらないのか

    2013年08月20日14:11 by jyoshige 【書評】なぜ景気が回復しても給料は上がらないのか カテゴリ書評 なぜ景気が回復しても給料は上がらないのか (働く・仕事を考えるシリーズ) [新書] 3人の著者はいずれも第一線の労働弁護士で、法律家の立場から、各種判例を 交えつつ、日の雇用法制に大胆に踏み込んだのが書である。 タイトルを見てアベノミクス批判と思った人もいるかもしれないが、書はアベノミクス 自体をどうこう言うではない。ただ、どんなに金融緩和をして多少景気を良くしたところで 日企業がおいそれとは賃上げ出来ない構造について解説する(下線は書からの引用)。 主な論点について紹介しておこう。 ・終身雇用のままでは、怖くて賃上げなんて出来ない 筆者自身もこれまで述べてきたように、一度上げてしまった賃金はなかなか下げられない ため、当なら賃上げできる状況でも企業は賃

  • 数学は何の役に立つのか? ユークリッドから数学を取り返したエンジニアの答え

    今日では、「数学は役に立つ」という表現は、ほとんど冗語である。 しかし20世紀に入ってもまだ、そう口にすることは、上品な人たちの怒りを買い嘲笑を受ける危険があった。 数学は蔑まれていたのではない。 むしろ《役に立つ》以上のものとして扱われていた。 誤解を恐れずに言えば、数学は、ラテン語や古代ギリシア語と同様に、古典古代の精華を今に引き継ぐ《古典科目》のひとつであった。 実利性を欠くが故に、エリートが学ぶべきもの、エリートしか学べないものとしての地位を保っていた。 イギリスでは19世紀の半ばになっても、オックスフォードやケンブリッジといった大学では、数学、ラテン語、古代ギリシア語の三つを身につければよかった。 そのかわり、大学に残り自分の研究をやろうとするならフェローとなる必要があったが、それには、難関であったトライポス(優等卒業試験)をパスし、しかも優秀な成績(おおよそ上位3人まで)をとら

    数学は何の役に立つのか? ユークリッドから数学を取り返したエンジニアの答え
  • 働き過ぎの現代人:非・勤勉のススメ

    (英エコノミスト誌 2013年8月17日号) ビジネスピープルは、することを減らして考えることに時間を充てる方が成果を上げられるはずだ。 ビジネス界のリーダーには、もっと多くのことを成し遂げるための方法や、その必要性を説く者が後を絶たない。 シェリル・サンドバーグ氏は著書『LEAN IN(リーン・イン 女性、仕事、リーダーへの意欲)』の中で、女性たちに対し、成功したければリーン・イン(一歩踏み出すの意)するよう強く勧めている。ジョン・バーナード氏は『Business at the Speed of Now(現代にふさわしいスピードのビジネス)』の実践について、同名の著書で息つく暇もないほど次々と助言を繰り出している。 マイケル・ポート氏は営業マン向けに、著書で『Book Yourself Solid(予定を目一杯詰め込む)』コツを伝授する。そして、少しは自分の時間を確保できるかもしれないと

  • 今のエジプトに必要なのは選挙ではなく安定だ

    (2013年8月20日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) エジプト・カイロのファタハ・モスクから強制排除される人々と、群集に銃口を向ける兵士〔AFPBB News〕 外国に介入しようとする場合、どんな状況になることを自分が望んでいるかをあらかじめ把握しておくと役に立つ。ところが、エジプト――そしてシリア――に対する西側諸国の政策は、互いに相容れない能に揺さぶられている。 米国と欧州連合(EU)は、民主主義には賛成だがイスラム主義には反対で、安定には賛成だが弾圧には反対だ。また、軍部が主導するこの国のジハード主義者とその敵の両方と対立している。 これではアラブ世界が混乱するのも無理はない。エジプト軍とムスリム同胞団が仲間になれるのは、自分たちは米国に裏切られたと主張する時だけになっている。 もし米国とその欧州の同盟国がエジプトの悲劇に一貫性のある対応をするつもりなのであれば、その目標は何な

  • 世界経済:脆い回復

    (英エコノミスト誌 2013年8月17日号) 世界経済が勢いづいている。しかし、この勢いが今後も持続しそうなのは米国だけだ。 8月の盛夏はしばしば世界経済に問題をもたらしてきた。 2011年、米国の政治家はデフォルト(債務不履行)にぎりぎりまで近づき、ユーロは崩壊へと向かっているように見えた。2012年夏、ユーロ不安が再び到来し、多くの新興国が行き詰まっている憂な証拠が明らかになった。 しかし、2013年は今のところ、良いニュースが悪いニュースを凌駕している。 ユーロ圏の経済は1年半にわたる景気後退から抜け出し、再び成長に転じている。第2四半期の国内総生産(GDP)成長率は年率換算で1.1%だった。英国の回復は加速している。米国の第2四半期の成長率も当初予想の1.7%を上回り、その後も加速しているという証拠が積み重なっている。堅調な小売売り上げ、製造業の受注増、失業保険の申請数の減少など

  • 台本から逸れるオランダとポルトガル 欧州経済に必要な新しい寓話

    (2013年8月19日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 先週発表された欧州の経済指標を詳細に吟味し、ユーロ圏全体としては景気後退を脱したというニュースの裏側をのぞいてみよう。すると、欧州の政治家たちが説教の根拠にしてきた台を欧州経済がどれほど頑なに無視しているかが分かる、2つの国の物語が浮かび上がってくる。 ここで言う2つの国とは、ポルトガルとオランダのことである。通貨同盟の「南」と「北」、あるいは「周縁」と「中核」をそれぞれ象徴する中堅国だ。 この2国は、懐疑論者が通貨ユーロの先天的な欠陥と見なしている軸で対極に位置している。競争力のある裕福な国々が域内の為替レートの固定化により構造的な倹約家になった一方、競争力のない貧しいいとこたちは以前からの浪費癖がユーロ導入でさらにひどくなったという非対称性を如実に示している、という意味だ。 二日酔いに苦しむポルトガルとドイツ以上にドイツ的なオ

  • 社説:未知の世界に飛び込む大富豪

    (2013年8月19日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) トーマス・エジソンは、発明に必要なものは「豊かな想像力とがらくたの山」だけだと考えていた。多産な米国の発明家兼起業家で、「がらくた」を白熱電球のような現代生活に必要不可欠なものに変える才能によって19世紀に富を築いたエジソンにとっては、それで事足りた。しかし、経済的に厳しい今は、最も大胆なイノベーター――とんでもない変わり者と言う人もいるかもしれない――はかなりの財産も持っている可能性が高い。 シリコンバレーのぴかぴか輝く民間研究所で目下温められているアイデアを1つのカテゴリーに分類するのは難しい。試験管で作り出したハンバーガー用肉の製造過程もあれば、通過する小惑星から金属資源を採取する計画もある。中には、キュウリから日光を採取するジョナサン・スウィフトの風刺的な装置を思わせるものもある。 だが、これらのベンチャーを一つに結び付けて

  • 雨、気温、雲…地球上のあらゆる気象を可視化する『メテオアース』でグルグル回して楽しもう|タブロイド

    地球(とくに東アジア)は、赤かった。 全世界の天気を、まるで地球儀を回すように把握することができる天気アプリ『MeteoEarth(メテオアース)』を紹介します(Android4.0.3以上に対応)。 リアルな地球をフリック操作でグルグル回し、その地点の、気温や降雨、気圧、風圧や風速などのリアルな流れをタップで切り替え眺めることができます。 台風が来そうなときなどはもちろん、世界中の気候を見比べて楽しむなど、色々な使い方がありそうです。 アプリを使っている様子ですが、そのリアルな流れ、グラフィックにとりあえず驚かされます。 さて、起動したらまず、画面上部をタップし基準地を設定します。全国の主要都市はあらかじめ登録されていますが、一覧にない都市も、アルファベット入力することで(大阪ならOsaka、北海道ならHokkaidoといった具合に)ちゃんと出てきます。 で、登録が完了したら、基準地の

    雨、気温、雲…地球上のあらゆる気象を可視化する『メテオアース』でグルグル回して楽しもう|タブロイド
  • とっておきの猫動画、目の見えない猫を保護した人の1か月の記録映像、そしてその後・・・ : カラパイア

    もうなんていうか、「生きる」、そして「愛」のすべてが凝縮された動画なので、知っている人も多いと思うんだけど、勇気づけられることこの上ない、そして何か道に迷うようなことがあったら、まず最初に見てもらいたい映像で、事実パルモにとって、とっておきの動画なんだ。 ある日、ある人が、結膜炎で視力を失ったを保護した。その人の家では犬が2匹いてを飼う余裕はない。とにかく回復を願って、このを献身的に面倒を見た。情が移るから名前をつけなかったんだけど、いつしかそのは「ニコ」と呼ばれるようになったんだ。

    とっておきの猫動画、目の見えない猫を保護した人の1か月の記録映像、そしてその後・・・ : カラパイア
    oyoyom
    oyoyom 2013/08/21
  • 日本でも再考に値するか 欧米韓で評価高まる中国経済

    金融市場異論百出 株、為替のように金融市場が大きく動くことは多くないが、金利の動向は重要だ。日を代表する日銀ウォッチャーが金融政策の動向を分析、金融政策の動向を予測する。 バックナンバー一覧 最近の中国の経済指標は、減速がひとまず止まってきたことを示している。 李克強首相ら政府幹部が最近発しているメッセージは明確で、これまでの急成長の歪みの是正に取り組みつつ、成長の最低ライン(年率+7%)は確保する方針が示されている。今後は、地方政府の投資プラットフォームを含む非効率なセクターの整理・淘汰が行われていくだろう。しかしそういった改革の実施は、雇用が悪化して政府への国民の不満が高まることがない範囲内での話となる。どこまで中央政府が「膿出し」を行えるかが注目される。 ところで、7月の中国の乗用車販売台数は、3年前の同月に比べると31%の伸びを示した。メーカーを国別に見ると、ドイツ勢は+67%、

    日本でも再考に値するか 欧米韓で評価高まる中国経済