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2014年1月15日のブックマーク (3件)

  • 社説:崖っぷちに近づくタイ:JBpress(日本ビジネスプレス)

    世界は近年、独裁者やエリート層に対する大規模な大衆デモの勃発に慣れた。 中東では、エジプト、シリア、チュニジアでアラブの民衆蜂起が起きた。ロシアでは、ウラジーミル・プーチン大統領の支配に対する街頭デモが繰り返された。昨年末には、ウクライナの首都キエフで大勢のデモ参加者が独裁的なビクトル・ヤヌコビッチ大統領の退陣を求めた。 そして今、タイの首都バンコクで大規模な反政府デモが発生している。だが、このデモはある1点において他国のデモと異なっている。というのは、タイのデモ参加者は民主主義の拡大ではなく、その後退を求めているからだ。 危険にさらされる「自由な国」の評判 2001年以降、タイの有権者は選挙で繰り返し、タクシン・チナワット氏と、妹のインラック・チナワット氏を含む彼の代理人たちを政権の座に就かせてきた。しかし、1月13日、バンコクの商業地区は、民主的に選ばれたインラック政権を追放し、タイ議

    社説:崖っぷちに近づくタイ:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • ギリシャ危機のその後:政治不安を一掃できるか:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2014年1月11日号) ギリシャの赤字削減という快挙は、さらに深刻な経済的・政治的弱点を覆い隠している。 「カリ・フロニア」は、ギリシャ語の新年のあいさつだ。そのギリシャの2014年は、いつになく良いニュースの連続で幕を開けた。 少し前まで、ギリシャは財政目標の未達、パニックに陥る市場、ユーロからの強制脱退の脅威という死のスパイラルに陥っていた。そして今、ユーロ圏初の、そして最も厄介な問題児は期待以上の実績を上げている。 ギリシャは予定より早く、恐ろしいほどの赤字に終止符を打ち、プライマリーバランス(利払い前の基礎的財政収支)を黒字化した。「Grexit(グリグジット)」危機の最中には40%を優に超えていた10年物国債の利回りは8%未満に低下した。政府は2014年内に新たな国債の発行を計画している。 外国の投資家の中には、エーゲ海に面したギリシャへの投資を検討し始める

    ギリシャ危機のその後:政治不安を一掃できるか:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • EUの論争が覆い隠す本当の福祉問題:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2014年1月14日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 理論上は、英国のデビッド・キャメロン首相とポーランドのラドスワフ・シコルスキ外相は見事に馬が合うはずだ。どちらもオックスフォード大学で学び、正装して酒を飲み、吐き、破壊行為に興じることを専門とする上流階級の集団「ブリンドン・クラブ」のメンバーだった。両氏とも、それから成長し、揺るぎない保守派になった。 ところが先週、我々は、この2人の政治家のくだらない論争を目の当たりにした。論争に火をつけたのはキャメロン氏の発言だ。たとえ両親が英国で働いていようと、英国がポーランドに住む子供たちに児童手当を払っているのはおかしいと述べたのだ。 対してシコルスキ氏は、英国はポーランドからの移住者を不当に扱っていると批判し、英国にいるポーランド人は母国に帰るべきだとの考えを(ポーランド語で)ツイートした。 キャメロン氏もシコルスキ氏も、汚点を残さずにこ

    oyoyom
    oyoyom 2014/01/15