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2014年6月24日のブックマーク (4件)

  • 蘇った米国のネオコン 混沌とした世界がブッシュ時代の保守派に息吹:JBpress(日本ビジネスプレス)

    電気ショックを与えるとむくりと起き上がる死体のように、米国のネオコン(新保守主義者)たちは何度も息を吹き返す。電流は一定の間隔でやって来る。シリアによる化学兵器の使用、ロシアによるクリミア併合、中国が海上で強めている攻撃的な姿勢、そしてイラクにおけるスンニ派の過激派の再来といったものだ。 こうしたネオコンの復活を後押ししているのがテレビ局だ。世界を揺るがす問題が起これば必ず、お馴染みの面々がカメラの前にしゃしゃり出て、今は1939年と同じだと声を上げる。それがネオコンのやることであり、メディアはそれゆえに彼らを愛してやまない。 しかし、ネオコンの今回の復活については、もう少しちゃんとした理由がある。ひょっとするとあの震えは、2016年の大統領選挙の有力候補者が、ネオコンの教義にも一理あるのではないかと思い始めているせいかもしれない。 チャーチルの定義によれば、狂信者とは考えを変えることがで

    蘇った米国のネオコン 混沌とした世界がブッシュ時代の保守派に息吹:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • イラク・スンニ派の反乱:絶望的な勝算に賭ける:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2014年6月21日号) 強大な勢力がイラクを分裂させようとしている。何年にもわたる流血の事態を避ける最善の方法は、イラクの一体性を守ることだ。 1世紀近く前、フランドル地方で激しい戦闘が行われていた頃、英国はオスマン帝国を分割するという重大な決断を下した。ロシアなどの国々がイスラム教徒に対する影響力を得ることを防ぐためだ。そうした影響力は、エジプトからインドに至る英国領のイスラム教徒を扇動するために利用されかねなかった。 英国はフランスと協力し、君主制国家や保護国を作り上げた。こうして、オスマン帝国各州に散らばっていた様々な部族や宗派で構成される複数の国家が誕生した。 帝国が築いたこの枠組みは、各国が独立した後も、専制君主や独裁者の手で維持され続けた。その枠組みが現在崩壊しつつある。その中心に位置するイラクでは、スンニ派の反乱が激しさを増している。過去10日の間に、ジ

    イラク・スンニ派の反乱:絶望的な勝算に賭ける:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 香港の民主主義を擁護しない英国に批判:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2014年6月23日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 英国が1997年に植民地の香港を中国に返還した際、香港政府のナンバー2だった陳方安生氏は、香港の民主主義を擁護しなかったとして英国のデビッド・キャメロン首相を批判した。 陳方氏は、キャメロン首相が中国の李克強首相と先週会談した際に、香港に対する支持を表明することを怠ったと述べた。 両首相の会談は、北京の中国政府が先に、香港の民主主義には限界があると述べた物議を醸す白書を公表したことを受け、香港で中国との関係を巡る激しい論争が起きている真っ只中に行われた。 白書は、香港返還へつながった1984年の英中共同声明で香港に与えられた自治権は「固有の権利ではなく」、中国の中央指導部に由来するものだと警告した。 中国政府の白書に揺れる香港、旧宗主国の沈黙に失望 「白書が出た後、共同声明の誠実な履行に重要な役割を担っている中国、英国、香港特別行政

    香港の民主主義を擁護しない英国に批判:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 比べてみないと、相手も自分も、分からない――物差し同士も照らし合わせて/比較政治学者・浅羽祐樹氏インタビュー - SYNODOS

    比べてみないと、相手も自分も、分からない――物差し同士も照らし合わせて 比較政治学者・浅羽祐樹氏インタビュー 情報 #教養入門#比較政治学#韓国研究 「分けて、分かる」――思い込みから離れて物事を考えるには、いろいろなものを比べることが欠かせない。そして、ときには他人の物差しと照らし合わせて自分の物差し見直すことも大事。今回、「高校生のための教養入門」でお話を伺ったのは比較政治学者の浅羽祐樹先生。比較政治学に限らず、どんな社会科学でも、自分を知るためにも大切な「比較」の重要性とその難しさについてお話いただきました。(聞き手・構成/金子昂) ―― 比較政治学をご専門として韓国政治を研究されている浅羽先生ですが、そもそも比較政治学ってどんな学問なんでしょうか? 高校生のみなさんは、何カ国か外国を並べてそれぞれの共通点や相違点を比較するというイメージを持っているかもしれません。まずお伝えしたいの

    比べてみないと、相手も自分も、分からない――物差し同士も照らし合わせて/比較政治学者・浅羽祐樹氏インタビュー - SYNODOS