スティーブ・イースターブルック氏が3月にマクドナルドの最高経営責任者(CEO)に就任する時、英ワトフォード・グラマースクール出身の同氏は、創業60年の歴史上、最大級の難題に直面する会社を引き継ぐことになる。 イースターブルック氏は競争心が強い。イングランド北部の大学に通っていた時には、後にイングランド代表チームを率いることになるナセル・フセインが主将を務めるチームのクリケット選手だった。 だが、時価総額870億ドル規模の会社を立て直すことは、全く別の戦いだ。48歳のイースターブルック氏は、何年も続く売上高の伸び悩みと、旗艦商品「ビッグマック」に代わる、より健康的な食べ物を選ぶようになった消費者に直面している企業を引き継ぐ。 1月28日、イースターブルック氏がドン・トンプソン氏の後継CEOになると発表した時、マクドナルドは米国事業について「厳しく、周到な評価」を行っており、数は未定だが人員削
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