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2020年4月18日のブックマーク (1件)

  • 特別コラム「パンデミックは収束すれば「終わり」ではない:長期的な影響にどう備えるか」

    2020年4月7日の、安倍首相による緊急事態宣言の発令により、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックへの対応は、新たなステージに入った。わが国の感染症対策が、結果としてどのような結末をもたらすのか、疫学等の専門知識を持たない筆者には、到底、推測する術がないが、社会科学を学ぶ者として、1つの注意喚起を書き記してみたい。 現在の議論は、いかにして感染拡大を抑え込むか、という点に集中している。わが国は、まさに爆発的感染拡大の崖っぷちにあるのだから、これは当然だが、最大限の余力をもって、感染拡大収束後の事態も想定した議論も底流でなされなければならない、というのが稿の趣旨である。 1918年パンデミック 今回のパンデミックを契機に言及されることも多かったが、1918年の春に北米と欧州で第一波の感染流行が発生したインフルエンザは、その後、1918年の秋に毒性を強めて全世界で致命的な

    特別コラム「パンデミックは収束すれば「終わり」ではない:長期的な影響にどう備えるか」