ロシアとグルジアが戦争に至った7日間 食い違う証言――フィナンシャル・タイムズ(1) 2008年8月31日(日)14:51 FTのグルジア紛争記事 ロシア軍の最前線でくらくらと混乱し(8月17日) 傷ついたプライドのせいで発火、南オセチアの偶発戦争(8月10日) (フィナンシャル・タイムズ 2008年8月26日初出 翻訳gooニュース) フィナンシャル・タイムズ取材チーム 南オセチアの州都ツヒンワリ郊外の丘の上に、ロシア平和維持部隊の基地がある。黒こげに焼け、中味は空っぽで、瓦礫に囲まれ。入り口には焼け焦げた戦車が1台。基地内には、ロシア平和維持部隊の司令官補佐ウラジーミル・ウィアノフ大尉がひとり瓦礫を横に立ち、グルジア軍とロシア軍が今月初めに戦闘を展開した渓谷を手で示しながら、自分の物語を語った。これが先週のこと。 この短い戦争の歴史が最終的にどう記録され、誰の行為がどう