先日取り貯めしたハードディスクの整理を兼ねて、5本くらい映画を見たのですが、そのどれもが詰まらないのには落胆しました。 基本的に映画というものは生に合わないのをまた確認させられたわけですが、どうも自分で選んで見た映画はよりつまらない傾向があるのかもしれません。時間があいたとき何気なく見た映画などでは、たまに面白かったりするものがあるんですけどね。 あそういえば、溝口なんとかっていう有名監督の作品も少しも面白くなかったですね。一作品だけでは判断できませんが、あれなら「寅さん」のほうが数千倍面白い。 圧倒された、といっても良いだろう。近代文学のひとつの達成ですらないかとも思える。 一言で言ってしまえば、「ゴミ屋敷」と称される、ゴミを家の中や庭に溜め込んだ家に住む「変人」の、そうなってしまった理由を明かそうとする試みなのだが、その理由について作者は一言で済まそうとはしない。その家の「変人」である