定義済みマクロ いくつかの便利なマクロについては、言語仕様であらかじめ定義されています。これらのマクロは、コンパイルを実行したときに自動的に値が設定されます。 ここでは「日時に関するマクロ」「ソースファイルに関するマクロ」「STDCで始まるマクロ」の3つに分けて説明します。 日時に関するマクロ 日時に関するマクロは、プリプロセッサが起動された日付を表す「__DATE__」マクロと、同じく時刻を表す「__TIME__」マクロの2つです。 「__DATE__」は「月の英語名(3文字) 日 年」の形式の文字列になります。例えば2013年1月1日であれば「Jan 1 2013」です。「__TIME__」は「時:分:秒」の形式の文字列になります。 これらは、コンパイルした日時をプログラム内に埋め込んだりするのに使えます。バイナリコードの生成時刻を何らかの方法で表示できるようにしておくと便利でしょう。
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