連載第3回ではchar型や整数型など基本型について学びました。今回は基本型を組合せて使える派生型について説明します。派生型には構造体、共用体、配列などがあります 前回は識別子の有効範囲と変数の生存期間について学びました。これらをきちんと把握することで、どのタイミングでどの変数や関数が使えるのか把握することができます。さらにうまく使いこなせば、自分が作った変数や関数をどこまで見せるのかコントロールすることもできるようになります。 今回は再び型について取り上げます。第3回ではchar型や整数型、浮動小数点型などの基本型について学びました。今回は基本型を組み合わせて、もっと便利に使える派生型について説明します。派生型には、構造体、共用体、配列といったものがあります。 構造体は他のデータ型を含むことができる プログラムが複雑になってくると、それにつれてたくさんのオブジェクト(変数)を扱わなければな