なでしこリーグ入りを目指し、家電量販のノジマが相模原市内を本拠地に立ち上げる女子サッカーチームの入団テストが28日、横浜市港北区で開かれた。高校、大学生を中心に社会人から小学生まで約50人が参加。「未来のなでしこ」による熱のこもったスタートとなった。 菅野将晃監督(51)は「ゼロからのチームづくり。強い気持ちを持ち、積極的にプレーして」とあいさつ。選手たちは、パス回しやミニゲームなどで懸命にアピールした。 宇田渚さんは30歳での挑戦。「年齢的に厳しいと思うが、最後のチャレンジのつもりで」。開成町出身で高校、大学と静岡に越境してサッカーに励んだ。「県内には受け皿が少なかったが、これからの若い選手たちは、このチームを目標に頑張れる。私もあと10歳若ければ」と汗を拭った。 グラウンドの外では、チームが本拠地を構える相模原市内の母親たちが見守っていた。小学6年生の子どもたちは地域の小学生チー