食品の製造・卸売を行う味源は、カップラーメン専用の粉末調味料「カップラーメンが更に旨くなる魔法の粉」の販売を開始した。 この“魔法の粉”開発のきっかけは、同社社長が昨年夏、妻の帰省中に夕食としてカップラーメンを食べていたところから始まる。どんなにおいしいカップラーメンでも、続けて食べていると飽きがくるもので、「もっとおいしいものが食べたい!」との思いから社長が自ら企画・開発に携わり、“魔法の粉”が誕生した。 カップラーメンは国内だけでも4,000億円の市場規模を持ち、年間生産数量は約34億食に達するが、味源はこの“魔法の粉”で「カップラーメン専用の粉末調味料」という新たなジャンルを開拓したいと考えているそうだ。 “魔法の粉”の中身は、どんなラーメンにも合う魚介だしをベースにした粉末調味料。だしのメインとなる原料はそれぞれ鰹節(焼津産)、鯖節(九州産)、煮干し(瀬戸内海産)と、原産地にこだわ