「他人事」の防災の日 去る9月1日は「防災の日」だった。東京都の訓練に米軍が初参加したのがニュースなどで話題になったので、知っている人も多いだろう。「住民の安全を守るための防災訓練に米軍はいりません」などと言う人が居たそうだが、大災害という「有事」の時に、米軍の力を借りれるのは心強いと思うのだが。まぁ、こういう人たちはいざ災害が起きたときは、「米軍は何もしてくれなかった」と文句を言うに決まっているのだけど。 いきなり脱線した。まぁ「防災の日」といっても、それで避難場所や避難グッズを確認したりしたひとは少ないだろう。なぜなら「他人事」だからだ。誰も自分の身に災害が降りかかるなんて考えない。他人事だから「米軍うんぬん」とか言えるのだ。 誰も使えない「緊急警報放送」 NHKでは毎月1日の正午前に、「緊急警報放送」の試験放送を行っている。「ピロピロピロ〜」って音が出て、「テレビのスイッチが自動的に