センサー内蔵の飲み薬、米国で初認可。飲み忘れが丸わかりの時代へ2017.11.19 15:00 福田ミホ 便利そうだけど、プライバシーも心配。 薬もついに、デジタルになる時代がやって来ました。米国食品医薬品局(FDA)が、センサーを内蔵した薬の錠剤を認可したのです。患者がこの錠剤を飲むと、センサーが「飲んだ」というデータを発し、そのデータが患者のスマートフォンや医師に届いて確認できるという仕組みです。 センサー+パッチ+アプリで動作FDAによると、この「デジタル摂取トラッキングシステム」を内蔵する史上初の薬は、大塚製薬がプロテウス・デジタル・ヘルスと共同開発した「エビリファイ マイサイト」という抗精神薬です。FDAいわく「この薬は、統合失調症の治療、双極I型障害の躁病および混合型症状の急性治療、成人におけるうつ病の補助療法での使用に対し承認されている」そうです。 大塚製薬や時事通信によれば