朝からとんでもないものを読んでしまった。 LINK: 国立科学博物館所蔵ヤマイヌ剥製標本はニホンオオカミCanis lupus hodophilaxか? すごい話。上野・国立科学博物館動物研究部の川田伸一郎氏、山階鳥類研究所の小林さやか氏、そして小森日菜子氏の連名で、「国立科学博物館所蔵ヤマイヌ剥製標本はニホンオオカミCanis lupus hodophilaxか?」というタイトルの論文が公開されています。 興味のある方はまずこれを通読いただきたいところですが、この内容は年に1度だけ、上野の本館では公開していない標本類を収蔵する筑波研究施設が一般公開される「科博オープンラボ」に参加した小森日菜子氏が、収蔵状態にあった「ヤマイヌ」と表記される標本の特徴が、絶滅した上に標本としては世界に5点しか存在しない「ニホンオオカミ」に似ているということを起点とし、過去の記録などからまさにその通りであるこ