経団連の第14代会長で日立製作所の社長や会長を務めた中西宏明(なかにし・ひろあき)さんが死去した。75歳。リンパ腫を患っていると公表し、闘病中だった。 横浜市出身。1970年に東京大工学部を卒業、日立に入社した。2010年に社長に就き、その後は会長も歴任した。経団連会長には18年5月に就任。企業が…
経団連の第14代会長で日立製作所の社長や会長を務めた中西宏明(なかにし・ひろあき)さんが死去した。75歳。リンパ腫を患っていると公表し、闘病中だった。 横浜市出身。1970年に東京大工学部を卒業、日立に入社した。2010年に社長に就き、その後は会長も歴任した。経団連会長には18年5月に就任。企業が…
「吉村さん、がんばってはる」 関西圏の昼のワイドショー。吉村洋文大阪府知事(46)がカメラに向かって、現在の大阪の感染状況や今後の見通しを語る。大阪のコロナ対策の総責任者である吉村知事だが、淡々としたその語り口からは、どこか当事者意識が希薄のようにもみえる。 その様子を聞きながら、ときどきちゃちゃを入れるのが吉本芸人を中心とした番組“コメンテーター”たち。もちろん批判的な質問などはほとんどなく、冒頭のような声でたたえることさえも……。これはコロナ禍でおなじみになった関西のテレビの現状だ。 「吉村知事と在阪メディアの蜜月ぶりは、とにかく異様です。昨年3月に、『大阪と兵庫県の往来を自粛してほしい』と吉村知事が突然発表したあたりから、吉村知事のテレビ露出が特に増えました。大阪府のホームページに掲載されている〈知事の日程〉欄には、吉村知事のメディア出演予定がいくつも並んでいます」 そう話すのは、元
発言する――。そこから絶対に逃げない人だ。東京オリンピックを目前に、柔道家の山口香さん(56)が日本オリンピック委員会(JOC)の10年間の任期を終え、理事を退任した。JOCの中でただ一人、コロナ禍の五輪開催に懸念を表明してきた人だった。アスリートとして自身も五輪を体験した彼女が理想とする五輪は、本当はどんなものだったのか。【小国綾子/オピニオングループ】 臆せず声を 山口さんは自分の考えを恐れず述べる。新型コロナウイルス感染がじわじわと拡大していた昨年3月、「私の中では開催する根拠が見つからない」と東京五輪の延期を主張した。今年2月、「会議に女性が入ると長くなる」という森喜朗氏の問題発言に対し、「東京五輪やパラリンピックのイメージがダウンしかねない」ときっぱりと批判した。ジェンダー的視点からだけではない。異論を抑圧するような発言を許してはいけない、と考えたからだ。 五輪の問題に限らない。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く