中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席はなぜ、琉球王国だった時代の沖縄にこだわるのか。根っこには地方勤務のときに培った「琉球は中国に属していた」との歴史観がのぞく。日本にとってやっかいだ。きっかけは6月4日付の人民日報だった。1面で唐突に、習氏が次のように語ったと報じた。「私は(福建省の)福州で仕事をしていたとき、福州には琉球館、琉球墓があり、琉球との交流の淵源が非常に深いことを知った」
ハチャメチャに面白いこの作品を、未読の人にどう伝えたらいいだろうか? 個人的に大好きな安岡章太郎(古山は「悪い仲間」の登場人物であるというのが2人の関係)の面白さとかなり近いかな。 定説のように言われる「劣等生の文学」=第三の新人に括られても自然な感じのする作風で、特に安岡に類似していると言えるだろう。 例えば安岡作品のなかでも取り分け笑える傑作「宿題」と同じくらい笑えるのがこの「白い田圃」だけれど、「宿題」は小学生の話であり「白い田圃」は劣等兵の話だという点では大きく異なる。 ただ大人の世界だけに、「白い田圃」はかなりエッチな話題が多いのも魅力かな。 と言われれば、安岡ファンなら古山文学に対しても食指が動くこと間違いあるまい、読んでおくれ! 2人の文学の共通点に目を向ければ〈批評性〉ということになるだろうけど、「劣等生(劣等兵)」の視点からの時代批評だから両者ともに正面切っての批判とは異
原子力安全の番人たるべき原子力規制委員会の信頼性が、大きく損なわれる事態となっている。 関西電力大飯原発(福井県)で想定する地震の最大の揺れ(基準地震動)が過小評価されていると、規制委の島崎邦彦・前委員長代理が指摘している問題を巡ってのことだ。 島崎氏は日本地震学会長などを歴任した地震学の権威だ。規制委に在職中は、大飯原発を含め電力会社が策定した原発の地震想定の審査を担当していた。 2年前に退任した後、データを調べ直し、震源として想定する活断層の種類によっては、基準地震動を算出する計算式が不適切なため、過小評価を生むことがあるとの研究結果を得たという。島崎氏の指摘が正しければ、大飯原発は耐震性の一層の強化などが迫られる。 規制委は関電の想定をおおむね了承していたが、島崎氏の指摘を受けて、関電とは別の計算式を用い、揺れを再計算した。その値は関電の想定を下回り、過小評価にはなっていないとして、
植物園は今、薔薇の季節♪ 5月31日まで開園時間を午後6時半まで延長しているので、 仕事帰りにふらっと立ち寄ったりしています。 そんな植物園の薔薇の園を何回かにわけてお届けしたいと思います。^-^ まずは変化する薔薇である、 アンネ・フランクの薔薇。 ↓以前の記事。 kazenokomichi.hatenablog.jp モナリザ。 今年はじめて見る、大きな薔薇でした。 この薔薇はヘンリー・フォンダ。 映画「黄昏」をイメージしているのかしら? それとも「荒野の決闘」? エドガードガ。 ミツコ。 西洋で一番名の知られた日本人女性はこの方かもしれませんね。 マサコ。 雅子妃にちなんだバラ。優しいピンク色ですね。 プリンセスミチコ。 もちろんこちらは美智子妃のバラ。 ガートルード・ジェキル。 イギリスのガーデナーの名前がついた薔薇です。 イングリッシュガーデンについては、こちらに記事を書いていま
4月12日、御室桜を愛でに仁和寺まで行ってまいりました。 桜はちょうど見頃でした。 お天気もよく、 もこもこ♪ 桜の林の間から… 御室桜と五重塔。 山桜と。 もみじの新緑と。 新緑にミツバツツジのピンクが映えます。 輝く白の石楠花。 こんな美しい石楠花を見たのは、初めてかもしれません。 有明という種類の桜もありました。 しだれ桜と鐘楼。 もう一度、五重塔と御室桜。 土塀。 瓦止めには仁和寺とありました。 (むしやしない) 桜を愛でたあとは、桜ソフトクリームでほっこり♡ <関連エントリー> kazenonakanotabi.hatenablog.jp kazenonakanotabi.hatenablog.jp これは昨年の4月19日に訪れた時のもの。 御室桜は終わっていましたが、 この時は、御衣黄や里桜が咲いていました。 ー☆ー 仁和寺の御室桜は開花が遅めなのですが、今年は早かったです。
東京・早稲田にあるwam(女たちの戦争と平和資料館)では、昨年夏から始まった「中学生のための「慰安婦」展+」が好評につき開催期間延長中とのこと。 加えて、昨年秋からは「徹底検証! 読売『慰安婦』報道」と題されたミニ企画展が併設開催されている。戦後日本の「右傾化」には産経のような過激なデマゴーグ尖兵より、はるかに購読者の多い読売の、ソフト右派路線による民意取り込みの方が重大な役割を果たしている。そう信じる僕のような者にとっては、まさに我が意を得たりと言いたくなる企画というか。 問題は戦争責任関連のイッシューにとどまらないのはもちろんだが、とにかくこうした地道な取り組みの積み重ねは個人・団体を問わずやっていかなければならないし、支援されていかなくてはならない。真っ暗闇の中に小さなろうそくの火を灯すがごとく、であろうと、最早泣き言は言っていられない。まだ同所に行ったことがないので、これを機にぜひ
2014-06-30 日々の学習 〜 変人編 〜 日々の学習 絵描くお猿 登録して、机の周りにアイコンに使えそうなものを探した。その時、一枚 の絵葉書のお猿が目配せしてきて顔をアップしたが、出汁の染み込んだ煮物 しかりのトーンでいまいち冴えないと感じたのはそれから半年後 (おっそ!)、 アイコンを変更できるという選択肢を知り見直してみた件。けどやっぱり変 えんとことだんだん思うのは、この猿顔にけっこう自分が出ている気がする からだ。本日は皆さん限定で (ほか誰?) このお猿の全貌をお見せしよう。 © 1996 Museum Charlotte Zander Schloß Bönningheim アンリー ルソー『Le singe comme peintre』1903/1910年 絵描くお猿でごザル。壁に掛かる絵の絵描いて笑っとる。題名は絵描きに なってみた猿といったところか。画家ルソーは、
2014-06-24 日々の学習 〜 鉄人編 〜 下 日々の学習 カミ 少年の頃は古本屋で小遣い稼ぎ。店長の目を盗み美術書を広げては網膜に 焼き付けてから本棚にさっと戻し、ホコリを拭う仕草をする。また一時は、 印刷所で見習いをし後に役立つこととなる多色刷りのノウハウを習得する。 本日は予告通り、そんなイチ鉄人級有名人のお話。 筆と紙を持たせたらじっとしてはおれなかったこの男の得意とするとこは 人の求む絵、すなわち商業イラスト。力士、美人画、春画などジャンル問わ ず長けていた。師を持たず(破門され)もうこうなったら自分が師とするのは 造化(≒自然とか神あたり)のみであるとふれ回る一方で、ちゃっかり西洋の 銅版画や、今の秋田県中心に展開していた西洋風の蘭画に見ることのできた 新しい絵を、その裏にある数学的根拠を知らずとも見よう見まねで学んだ。 それが葛飾北斎(1760−1849)である。 私ら
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