ソフトバンクモバイルは3月21日、子会社化したイー・アクセスのLTEネットワークが、ソフトバンクのiPhone 5やiPad miniなどで利用可能になる「ダブルLTE」の提供を開始した。同日より、両社の基地局の混雑状況をリアルタイムに共有し、より空いている基地局へと端末を接続する。まずは都市部から対応し、12月には全国まで拡大する予定。 ダブルLTEによって、ソフトバンクモバイルが2.1GHz帯で展開するFDD-LTEのネットワークに加えて、イー・アクセスが1.7GHz帯で展開するFDD-LTEのネットワークを、SoftBank 4G LTEに対応するスマートフォンやタブレットで利用できるようになる。帯域が増えることで、端末でアンテナバーが立っているのにパケットが流れない、いわゆる“パケ詰まり”も防げるとしている。 同日の記者発表会で登壇したソフトバンク代表の孫正義氏は、パケ詰まりを高速