薄型テレビの売れ行き不振がよく伝えられるが、テレビと組み合わせて利用するレコーダー市場も長く低迷している。特に、多くのテレビに録画機能が搭載されるようになったことが、レコーダーの不振に拍車をかけている。 そのような厳しい状況のレコーダーだが、ある製品が話題を集めている。アンテナメーカーとして知られるDXアンテナが発売した「DXR160V」だ。VHSデッキとDVDレコーダーを一体化したモデルで、手持ちのVHSテープをDVDに簡単にダビングできる。大手家電メーカーの製品にはない異色の機能が、シニア層を中心にヒットしている。 ハードディスクを搭載しないなど、最新機種らしからぬスペックのDXR160V DXR160Vは、現在のレコーダーの売れ筋モデルとはかなり異なる仕様に仕上げられている。ハードディスクは搭載しておらず、光学ドライブは現在主流のブルーレイではなくDVDとなる。内蔵のデジタルチューナ
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