Bluetoothは1994年にスウェーデンのEricsson社によって開発された短距離無線通信規格で、2.4GHz帯、1MHz帯域幅のGFSK変調、79チャネルの周波数ホッピング拡散を用いています、というような解説はネット上のそこここに転がっていますが、そこから先の情報はあまり見かけません。Bluetoothでスマートフォンにヘッドセットやキーボードをつなげることは分かっていても、その中身がいったいどんな原理で動いているのかはあまり知られていないと思います。今回はBluetoothの中身について紹介したいと思います。 マスター・スレイブ通信 BluetoothはWi-Fiのようなアクセス・ポイントを持ちません。Bluetoothの通信は「ピコネット(piconet)」という単位で行われ、ピコネットは1台の「マスタ」と、最大同時7台までの「スレーブ」によって構成されます。例えばスマートフォ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く